青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。

夕食の酒のあてには温しもの ふと思いたる雨の午後なり
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梅雨に入り植田が青田に変わる頃畦草あぜくさ繁りて白サギ隠さる
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未だ娘の弁当作りつ今朝もまた頭入らぬ基礎英語聞く
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木々に落ち青葉を揺らす梅雨入らば直ぐ来る夏の猛暑憂いぬ
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夜が明け今日が確かに始まりぬ様々な音戸外に増えくる
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雨降れば 胸キュンソング思い出す 今でも泣ける 雨の物語 /イルカ
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汗ふきの マフラーかけて夕暮れの散歩に探す 短歌うたのタネなど
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人の世の 喜怒哀楽のパーセント 喜と哀浮かぶも その他わからず
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雨降らば ごうごう落ち来る男滝おだきあり 今は優しき女滝めだきの如し
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生きおれば せんなきことも多々あれど どうにかは成る 戦争以外は
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今なれば 素直に入る言の葉も 聞かず放ほおった青き日もあり
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ついに来た エアコン温度の戦いが 家や会社で 真剣勝負
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今年より短歌うたを趣味とし外出れば 目に留まるもの 花 鳥 空なり
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切り株が そろそろ休めと声かける 疲れし人を労ねぎらふがごと
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吾が里は同じ名字の家多し 個人情報それ在りて無きもの
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山若葉 色濃くなりて青葉闇あおばやみ 鎮守の森の音無き夕暮れ
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淡々と 生を営む日常を 愛しく思ふ 清し朝には
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上下して 夏つばめ飛ぶ川の道 流れる水の先飛ぶ速さよ
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早朝に青芝下りるヒヨドリよ 互いに頑張ろ今日の一日
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同窓会 シニアの幹事声上げて 男子十名女子八名 こころ和みぬ
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人生で大事なものを思ふ時 在るモノよりも見えぬが浮かびし
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ここ離る 歌人を惜しむ短歌うた多し 若くも貴方は徳ある人なり
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独り居て 民衆の歌 聞きし夕 吾も歌ふや民衆たみに混じりて  舞台レ・ミゼラブル
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格言を 何度も脳に言ひ聞かす 前頭葉は一時いっとき優等生になる
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短歌うた上手く なるには多作がコツらしい 頭たたくも余計出て来ず
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ビル街の上から吹く風突風で 優し青田の風の懐かし
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顔知らぬ叔父は戦地の海に沈ず 祖父母の悲しみ急に迫りぬ朝ドラで
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若き時 集っておれば安心も 今は独りの時間が楽し
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本心の 弱音も愚痴も喜びも はくこと出来る 同志いる此処ここ
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考えの似し人の歌嬉しくて 背景違へど気持ちそこへと
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