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六文渡(Wataru Rokumon)
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考えることは痛みを伴う。
しかし考えることはできる。(「荒れ狂う光」より)
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潮風と 石油の匂いが 吹く波止場 午の港は 帰郷の様相
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夢の跡 見たさに眠る朝7時 このまま死ねたらしあわせなのに
7
耳朶の 裏からイヤホンねじ込んで 夜も今だけ私の時間
14
「生きたい」と 咽ぶ未来に火をつけて
栴檀草
(
センダングサ
)
の種は焼け落つ
11
掠れたメンソールと褪せたブルーベリー 有限の未来噛み潰した味
5
浅く吸う フォルテの煙は濃厚で 寒空のような寂しさもある
15
思考より 静かなさざなみ聴くために 今日も無計画の旅に出ている
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ワイパーで 拭った小雨の流れた跡は 廻り廻った星空のよう
9
身に迫る 歌に流した涙の跡は 欠伸のそれより暖かかった
10
人には言えない趣味がある 夜の海辺を
ドライブする
(
はしる
)
こと 一面「死」がいる
11
海に行く 涙の跡をそのままに 煙草の煙は 遥か後方
11
飽きてても また買って喫む アメスピの 苦さで今は 痛んでいたい
8
消えてしまいたくても 進んでしまうのでしょう 放り出された砂の道
12
見やるたび あなたは遠くに行ってしまう 二十七夜の 月の生きかた
10
ふらふらの 脳みそでかざす 煙草の火 道真公も 見てたらいいな!
6
後戻り できない僕らは灰皿に 焼けた残りを 押し付け歌う
7
焼酎を キメた脳みそで煙草吸う 紫煙よどこまでも いってらっしゃい!
3
知らぬ間に 曇った眼鏡を拭きながら 泣いていたのは 私か硝子か
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CQCQ 誰か話をしませんか 満足して死ぬその時まで
5
吐き出した 煙に形はないけれど 煙草のそれには 「道」があるんだ
9
生きますよ
夜闇
(
よやみ
)
の星の残光が 愛おしいほど死にたくなっても
9
煙草の先の 微かな炎の熱でさえ 私を灼くには 十分すぎる
12
「霞でも食って生きられたらいいな」 煙を飲んで腹を黙らす
10
知り合いに バレた気まずさ押し付けて 燃え滓 灰皿 無様に笑う
8
煙と共に 見上げた満月の向きさえ わからないまま 管を巻いてる
5
北風と 唸る街灯彼岸花 独りでいるのは私もおんなじ
9
波響く
細雨
(
さざめ
)
の夜に傘を差し いつ帰ろうかと管を巻きつつ
7
カーブミラーの陰でタバコを燻らせる 先の見えない私がひとり
7
いつの日か たった1人で死ねたなら
ななつめの星
(
セブンスター
)
に 殺されたいな
6
酔った脳で クラクラ麻痺った夜にさえ 追ってギラめく アメスピの煙
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