Utakata
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ゆうなぎ
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考えることは痛みを伴う。
しかし考えることはできる。(「荒れ狂う光」より)
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生きるとは 祝詞もお経も宗教ならば おんなじだろう 生への崇拝
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役を待つ 夜雨の郊外電車にも 顔向けできずに 煙草を隠す
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鏡を見れば酷い顔 口と中には吸い殻の ようなにおいが 首をもたげる
5
突然に 雨が降ってきましたので ここで燻っててもいいかい?
6
いいねがつけば 私から見えるこの世にも 誰かがいるのだ 気づいて安堵
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「大人」という 海を揺蕩う私はいつも ツィーとドゥーぺを 探しています
6
煙を含み 指極星を探したなら 私はきっと やっつめの星
4
「しにてえなあ」 一つ夜空に呟けば 白い煙と、わたしのたましい
6
世の人は 青空だけが 見たいらしい 「死んでもいい」より「月が綺麗」を
7
いろんなことが みえ過ぎる
質
(
たち
)
は苦しいよ 眼鏡をとったまま さらばえたい
6
ネ友にしか
ネ友
(
はら
)
えぬものがあったから 影のかたちを 保っていられる
5
すべからく みんながいきてもいいならば どうしておかねがないと くるしい
5
アイコンの 貴方は僕を少ししか 知らないけれど 知ってるネ友
5
僕の意味を 今決めるなら 21グラムの見えない なにかでいいよ
4
昔から 欲は少ない方だった。 無い欲は今 煙となった。
5
こころなしか 「さよなら」の増える夜が好き 今をいつかにパージして朝
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生きている その足跡を残したく おもい紫煙と短歌にふける
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梅雨入りも 僕の吐息は白いまま 冬のいつかは まだここにいる
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冬用の ズボンに灰を落としたら さいごの洗濯に連れていく
8
灰鼠の夕暮れの中沈む街
其
(
そ
)
は
薄氷
(
うすらい
)
の夢の隙間に
5
ひたすらに 「私が嫌い」と震える喉を
燻
(
いぶ
)
して抑える 冷気を借りて
9
氷雨の中で
湿気
(
しけ
)
た煙草を燻らせる 私を知るのは
紫煙
(
これ
)
だけで良い。
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将来あえて成るなら
失敗
(
ミス
)
になりたい 傷つく人が続かぬ様に
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どれだけ自分に倦もうとも 享けたこの身が尊いのでしょう
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喉を焼き肺を灼けども朽ちぬ身は せめて腐葉土の様でありたい
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袋を下げたこの腕が せめて結んだ縄にならぬよう
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疾く流る 雲をながめて吸い込んだ 煙が白く熱を持ちゆく
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