美美庵(びびあん)
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少しのあいだ、お休みしていました。
また引き続き、よろしくお願い申し上げます。

気が付かぬふりをしていて照れている死がすぐそこに日ごと在ること
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日曜日歌会参加してきますお婆ちゃん等に独り混じって
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枕もと蜜柑の色に滲むとき今日を生きたることに安堵す
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飛沫しぶき浴びて涙と見まがいぬ夏はよそ事海のいじわる
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閉店の間近な時間ときが好ましい始まる掃除静かな皿音
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遠ざかるバスに向かいて控えめにてのひら振って行ってらっしゃい/ひさかた乃さんへ
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初夏はつなつの素知らぬ風のしおの沈黙に似て生死あるのみ
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クスノキの光る緑がサワサワとまだ挫けてはダメよとそよぐ
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帰ったら電気クーラーついたままひとりコントのパナシさん
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死を試す心地で白昼の炎暑のなかにこの身投げかけ
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あまりにも歩行困難な老女観て世界に終わり告げる夏かな
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去ってゆく後ろ姿にその人の生涯の「悲」が滲み出ている
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払暁の蝉の合唱残骸となりつつある世掻き消すばかり
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アイスティー氷がみんな溶けちゃって歌はやっぱり出来てないのよ
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何だかは分からないけど助け乞う空気満ちてることは分かるわ
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清流は常に汚濁にまみれおり清い流れの根本なりし
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イスラムの男の子ただ私の前にじっとしている何か言いたげに
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ETの黒ティー濃厚アイメイク寂しささえも可愛くなって
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く向こうに何があるのかをおすまし顔で知らぬげに夏
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