Utakata
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美美庵(びびあん)
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少しのあいだ、お休みしていました。
また引き続き、よろしくお願い申し上げます。
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秋なのに泣きたいほどのクーラーは長居の客を回すため?
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淡々とわれに二択を問う医師の背後で母は冷たくなりて
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輝きは遠く久しく喪って蘇生措置すら難しそうだ
8
まだ午後の寂しさ募るアーケード私の矜持詮無きプライド
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沢山の恩に報いること出来ず生きていること恥ずかしすぎる
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カラオケに行く
度
(
たび
)
聴いた母歌う「夜明けのうた」が脳内再生
7
リフォームの済んだ隣室まだ誰も入居の気配無しに秋来る
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落人とエチュード似てると思わない?思わない?って誰に迫るの?
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たおやかに心優しく敵になるいずれご縁がございましたら
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待ち合わせ場所にいそいそ駆けつけるそんな思いで青空待った
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肌寒さ雨と湿度のせめぎあい逢って嬉しい人はいなくて
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クチャクチャになった髪の毛放置して止まない雨を見つめているの
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落胆とため息ばかりの雨の朝骨の髄まで落ち込んでやる
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旅立ちの準備はいつも出来てるの冷たい記憶バッサリ切って
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激しすぎ気圧変動乱高下秋にこんなに疲れるなんて
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人生は魔法ではないまたいずれいい事なんて起こりはしない
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明け方に夢で掠めもしなかった君が何か苦しげだった
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詰むという流言飛語も落ち着いて受容出来てる自分寂しき
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満載の台車押したるおじさんに今朝もドア開けご苦労さまです
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少女らの帰宅姿に見とれてる涼風そよぐ秋の十字路
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うっぷして眠る少女の明け暮れは愛を欠いたるものに相違ない
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不細工な努力忍耐辱め流れ流れて行き過ぎなさい
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誰でもが歳をとりつつ生きている当然のこと胸に引き寄せ
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ママは本娘マンガの
隣
(
となり
)
席どうか御国を滅ぼさないで
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フィクションのごと寂しき朝に驟雨に濡れて駅へと向かう
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アイロンの角が触れての焼け跡が臀部に出来てとりすまし顔
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荒野には後半生という言葉軽々しくも漏れるため息
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肩すくめ寒さに震え前置きしわれを異常と呼んだ人あり
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駅頭に立つだけで良し知らぬ地に遁走したき 衝動起こり
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自死したと聞くと軽侮と羨望が入り混じりつつゆかりなき人
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