よたか
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投稿数
2001

秋は淋しいね
よろしくお願いします

捨てられぬかれ捨てる我 家の中8割近く夫の私物
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昔から夫婦の喧嘩けんかはその日だけ あくる日朝は普通に「おはよう」
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コロコロと変わる天気に悩まされ 洗濯取り込みギリギリセーフ
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想い出はそっとポケットしまっとく 恋の天使に見られぬように
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いつからか彼の笑顔が離れない 自分時間が増えたせいかな
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あかね 色夕日を見ると彼想う れからはじまるセンチメンタル
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のんびりと短歌うた読みいいねつけている 平日休みは得した気分
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「春なのに」ラジオから流る想い出の曲 トイレ掃除しながら涙がポトリ
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快晴だマットもシーツも洗おうか ベランダいっぱい気持ちも
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日付書く77日その上に 「七夕さま」と書く吾子の可愛さ
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いつまでも子離れできない私です 一度の人生それでもいいよね
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彼は今誰を想っているのかな 知っているのは白い月だけ
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せいけ一分一秒狂ったら あの夏彼とは出逢えなかった
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不安症コントロールが難しい 我の心が大きく波立つ
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てっぺんで長針・短針かさなった 夢の国へといざなわれてく
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あの夏は光輝ひかりかがやく あれ以上の景色をいまだ見たことがなく
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会社を早く辞めたくて結婚す 「そういうきっかけでもいいじゃない?」とかれ
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君のその誘惑になんて乗らないよ チョコパイ抹茶味 横目でチラリ
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病院の面会やっと始まった 静まる病棟光が差し込む
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「よたかってもしかしてお前?逢いたいな」 仕事しながらいつもの妄想
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あの夏は嘘のない夏まっすぐに 君を見つめてひたすら恋した
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その日だけ私は彼の恋人で 優しい声を忘れずいるよ
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あの日からずっと青春続いてる 最期の時まであの夏は終わらない
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その日はね彼と出逢った大事な日 でも5年前から母の命日
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濃紺のうこんの短冊に書く銀の文字 「リツの夢が叶いますように」/「半分青い💙」
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なんやかや女の職場は大変だ 「自分が正しい」歳重としかさねるほど
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チンジャオを作ると肉が酸っぱいな メインがないぞキッチンあさ
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年一度ねんいちど必ずその日に逢えるなら 私は來世らいせ織姫になる
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短冊にお願いごとを書いてみる かなわないこと分かってるけど
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心配で思い立ちそく大阪へ 行動力あるそれが母親
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