柔村
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ときどき、のんびりな投稿です。

現実もゲームの中もくるしいね 村人Aの叫び「ああああ勇者
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ちりちりと光の粒が舞う窓辺 まつげの揺らぎばかり見ていた
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かなしみは目を背けると追ってくる ムーンウォークを身につけなくちゃ
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ただ息をしていたかった それだけで重ねた日々のあざやかなこと
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朝焼けに伸びてく影があなたへの帰り道指すコンパスの針
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ともだちのような絶望ひとつだけ連れてくよ さぁ手を振って、ほら
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わたしたち鏡じゃないし向けられる全部を全部、返すことない
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おいで、いま君だけに海を開けたから つまさきも目も青にひたして
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いつか染み込んだあなたの名前だけ消せなくてみみず腫れになった
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血管を辿っていったあみだくじの先でぼくをどうか見つけて
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さよならは柔軟剤のにおいだと知ったわたしに花は降らない
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まだ乾ききってない膝の傷から幸福が零れてく気がする
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何気なく読み返す本に挟まれた栞が旅というものなのだ
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五分前にできた世界は五分後終わるかもだしアイス食べよう
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薄氷が割れるみたいに この指が瞳が示す先はただ、青
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枕元のマレーバクはほろ苦い孤独を頬張りふくふく太る
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透明な体を蝶が通り抜け、春はゆく 何も始まらずとも
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何者かになれなかった僕のまま 裸足のままでどこまで行こう
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だらだっだ スキップ崩れの地団駄で泥濘さえも踏み越えてゆけ
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よそゆきの自分の残機が減ってって きのこパスタを口に詰め込む
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空っぽのラムネの瓶を抱いている いつかどこかで会う花のため
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ぶっ叩くエンターキーが何らかの手違いで爆破ボタンになれ
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左心室お借りしてます きみのなかワンルームだけ居場所をくれよ
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選ばれていくいちご味 選ばれず転がっているハッカとわたし
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擦り切れた薄布が揺れ、射し込んだひかりにきみの名前をつける
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風でふくらんだカーテンを抱きしめる そこにもういないのは知ってる
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飽きるほど聞いたあなたの鼻歌がわたしにうつる この距離がいい
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ぽこぽこと浮いた背骨をなぞってはピアノみたいに弾いた二時頃
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押し入れのあかいろの屋根のおうちで わたしのかけらと眠るうさぎ
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あの日見た流星はいま手の中であかあかとひかる 名前を呼んで
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