マンモス
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懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独

上の子の想い出合わせ四年分園の遊具は撤去されたり
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「つまらない」「よくある話」と決めつけず酒の肴と思へばたのし
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カウンター呑みの醍醐味初めての人の人生垣間見るとき
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新ライン設置立ち合い幾人も祭りのように人が集まり
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磯野家は多面体なりサザエさん抜きでも回る個々の個性よ
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幼子が「あしたあめだよ」無機質な天気予報にぬくもり与え
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放られて恨めしげなり鯉幟窓を打つ雨見上げるまなこ
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今日の日と同じ明日はやって来ないだれかが死んでだれかが産まれ
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孫のよに目掛けてくれた先代の急死を悼む葉桜の夜
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懐かしいアニメの歌詞はストレート「それが青春」ズバリ言い切り
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玄関に矢文のごとき黒き羽ゴミ出しの件物申すのか
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へぇとはぁ使い分ければ誰からも何か学べるみんな言いたい
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父帰る車の音を待ちわびた記憶を重ね幼子を抱き
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脱皮するやうに子どもは衣脱ぎ毎朝毎夜大きくなれり
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しんにょうの書き方を子に指導され危なつかしくうねうねなぞり
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けんかして仲直りしてけんかしてまた仲直り風呂は早めで
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搔きあつめかき集めてもなほ余る焦燥感で火傷しそうで
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ぽつかりと空いた欠片ピースが気になつて何か足りない不惑のパズル
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こじつけて広がつてゆけ君の未来さきヤグルマギクは放射に咲きて
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花の名は知らねど歌に遺したき「紫」「春」で検索をかけ
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通学路途中で分かつ吾と子の間に咲ける名の知らぬ花
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眠つてもクヨクヨしても腹は減り大きな河の一滴となり
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二人して右のおでこを虫食われ桜は散つて季節はすすみ
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朝食のほんの些細なストレスは卵の殻を粉々にして
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定時なく自由に動き繋がってもっと仕事よ趣味に近づけ
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タンポポの綿毛とばして日が暮れて買い物袋と君とご帰宅
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向かい合いはにかみ笑い尿ゆまりする携帯便座持ち歩く旅
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「あの街の特産品は苺」かと高速分岐を左へ曲がり
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気がつけばいつも段取り組んでいる土日忙し宴会部長
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学校の遊具の歴史子に語る「わんぱく山」は友が命名
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