Utakata
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猿かぶり
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手持ち糸で 花束ブランケット編み 色彩センスの無さに凹んで
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抜く大根 抜く大根に手足あり 一本足の君が見たいよ
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峠道 眼下に映る雲海に 見知った山の奥行きを知る
18
野沢菜を採って洗って漬け込めば 冬の支度がひとつ終われり(まだやってない)
18
里山のどてら色した紅葉は派手さは無くも心和ます
20
うっすらと雪化粧した遠嶺に「今年も来たね」と『今は』思える(まだ憎くはない)
18
いつもなら就寝前の養命酒 「病後だから♥」と食事毎飲む
17
久々に風邪で寝込んだ一昼夜 ありがたいのはつつがなき日々(と、あらためて実感)
21
エアサイクル 古ーいヤツを掘り起こし 漕いでみるけど効果は如何に(効いてる気がしない)
10
日の出前 徐々に濃くなる朝霧に 山と林と 村も消えゆく
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棚田跡 雑木の繁る谷となり 自然回帰の早さに慄く
17
過去と未来 タイムマシーンで行けるなら?
過去
(
(子供の頃)
)
は未来で今は過去かな?
5
散り落ちて 藤むらさきの葛の花 成り代わりたいわけもなけれど
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来客の「ごめんください」の掛け声に 『!呼び鈴の電池 切れたんだった!』
8
旧友に新米送り北国のりんご届くを楽しみに待つ
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人様の
短歌
(
うた
)
で見かけた「スリコ」なる 言葉調べてひとり手を打つ
17
柿の木は折れやすいから登るなと 聞いて無いのか? 山のクマさん
14
望んでた体重減は叶わずも 飲酒減らしてドックに臨まん
12
九日月
(
くやづき
)
を見れば今でも思い出す 地震の夜を照らしたる
月
(
きみ
)
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扇風機汚れ落として 出番待つファンヒーターに場所を譲らる
17
秋空に タカのワタリを見上げその迷いのなさに胸揺さぶらる
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ほうき草 丸いフォルムが愛おしく 紅く染まって いや増す可愛さ
14
お盆過ぎ 出番無くした一升釜 大晦日までしばしお休み
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虫食いの白菜の上のカエル等よ もっといっぱい食べておくれな
9
這う吾子に ミケ!トラ!タマ!と呼びかけて 脳内変換不思議なるかな
8
私がか それともレンジが悪いのか 冷凍レシピは中が生焼け
8
痩せよう!と 一念発起してみるが 運動量が徐々に減ってく(膝痛で)
11
霰
(
あられ
)
より すごくでかいと聞く
雹
(
ひょう
)
を 見たいと願った 稚い冬の日
10
「薬飲んだ?」と聞けば「飲んだ」のお姑に 機嫌損ねぬ声かけ知らず
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南へのタカのワタリを子に重ね 明日もと願う晴天の空
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