ゆきみやこ
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雪の積もらぬ街にいました

締め切りを数多破った末にあるやる気よ 始めから湧いてこい
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帰宅まで堪えきれない雨粒に どこか優しくすれ違う傘
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君にしか聞こえぬ声で波はまだ君の返事を待っているのか
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恒星でなくとも夜を埋める星 街を見下ろす黒になれたら
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サボり症日記はいつも続かない 過去は記憶と あとは詩だけ
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真逆だと思うものほど面影の裏にぴたりと張り付いている
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好き嫌い嫌い嫌いと言ったとて どうせ明日には枯れているのに
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嘘つきを卒業できると信じてた 全ての嘘がばれるその日に
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君を待つ世界はいつも冬だった そうだね僕は春を待ってた
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人間の化石をいつか人でないものが掘り当て燃料にする
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いつだって君の視線の先にいて君のことばの意味になりたい
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全員が敵だとマジで思ってた 踏み出すまでは自分さえ敵
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諦めは赤より青の信号機 さあ諦めて早く進めと
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画面越し翻訳された悪意とか 僕ら繋がりすぎて孤独ね
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うたを詠む度に時間を選り分ける 残り全ても生きてきた人
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時雨降る空は最後に泣いた日の夜の哀しき父の眼差し
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手紙には嘘を書いたのウィンドウに映る自分の顔が怖くて
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虫籠の中の世界と知っていたけれど飛べれば十分だった
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捨てられた後にも傘が傘であるように貴方を待つ人でいる
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断った君と誘った僕をただ燃やして夏の夜に咲く華
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あと一つ伝えたいことあるけれど多分花火が遮るね 好き
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爪痕がやけに綺麗で捨てられた時の形を崩せない紙
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通学路 夏の魔法を夢見てた 氷魔法を今は夢見る
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薄めるも混ぜるも知らぬ子らが見ていたクレヨンの空と太陽
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蝉時雨 煩い程に鳴きここに殻を残していった面影
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昨日の君の涙がこの街の雲でなんだか空が悲しい
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まだ誰も知らない雨が止んだ後 早く乾いてくれと願った
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太陽を向いて咲く花 どうすれば人に優しくなれるでしょうか
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君の眼に宿る光を知ったのも初めて声を聞いたのも夏
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さよならを云って冷たい舌のまま 未だアイスの棒弄ぶ
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