Utakata
登録
Login
サイトのご案内
樹懶 じゅらい
フォロー
3
フォロワー
31
投稿数
108
すぐにジャングルになろうとする庭と格闘しています。なので、花・樹木・月などの歌が殆どです。Amazonで
歌集「テラリウム」販売中です
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
次 ›
最後 »
亡き人の 箸を
日常
(
くらし
)
に取り込んで 何故か知らねど幾分楽に :きのぽ様、おせっかいですが私の場合は
18
幼子が 出会えますよう 沢山の美しいもの 優しい人に
36
懐かしく夢に
現
(
あらわ
)
る あの青い
花冠
(
はなかんむり
)
が
灯
(
あか
)
りに揺れて
19
そよ風が揺らすカーテン おはなしは ハッピーエンドでやめておいてね
24
揚羽蝶 運ぶ蟻たち 粛々と 夏を
弔
(
とむら
)
う小さな葬列
35
ひりひりと 心にささくれ できたので 「みどりのゆび」を もう一度読む
17
いわし雲 空いっぱいに泳いでく
欅
(
けやき
)
の
梢
(
こずえ
)
さわさわ鳴った
22
「肌寒い」 「人恋しい」の言い換えか ポケットの中 肉まん
温
(
ぬく
)
し
18
豊作の 花梨の並木 空に映え こっそりスキップ 買い物帰り
23
夜降って 朝晴れるとは感心な 洗濯日和
憂
(
うれ
)
いも洗う
27
菩提寺は 潮の香りのする町に 風に吹かれて夕焼けの橋
20
墓参り 雨雲の下走り抜け 青空の町列車は着いた
17
風は秋 熱い紅茶は久しぶり ねこの形のクッキー添えて
25
本届く
開
(
ひら
)
けば家事が手につかぬ 抵抗するも結局負ける
16
秋だから メールじゃなくて手紙書く インクの文字が恋しい季節
28
朝風に秋の蝶舞う はらはらと 露草の青 空を
映
(
うつ
)
して
22
妹と 菓子贈りあう 亡き父母の誕生日やら 敬老の日に
23
街角の 南天の葉も色づいて さらりとそよぐ 秋が嬉しい!
25
小糠雨
(
こぬかあめ
)
夏に疲れた心にも 肌にもひんやり
潤
(
うるお
)
いくれる
19
稲妻に 一瞬うかぶ輪郭は 知っているもの? 視えてよいもの?
12
停電と 雷鳴の中 稲妻でトランプゲーム 懐かし記憶
14
青天の
霹靂
(
へきれき
)
空
(
そら
)
を引き裂いて
迸
(
ほとばし
)
る雨 夏押し流す
22
道端の
百日草
(
ヒャクニチソウ
)
は鮮やかに 夏を
謳歌
(
おうか
)
す 終わらぬ夏を
19
旧暦と わかっていても興ざめな 菊の節句に三十一℃ :温暖化バージョン暦を切望
14
月光で 金の
反物
(
たんもの
)
織れたなら
宇宙
(
そら
)
ゆく舟の
帆布
(
ほぬの
)
にしよう
20
羨まし 山の
辺
(
べ
)
の友
文
(
ふみ
)
寄越し 冷房なしで眠れる日々と
20
大雨の 明くる農道のどかなり 草地に池が 牛 鷺 あひる
17
溜めに溜め 降らす土砂降り容赦なく 龍神様は加減を知らぬ
24
待ちわびた 熱冷ます雨やっと降り ほっと安心 とろとろ眠る
22
ジャスミンの 伸び放題に伸びる蔓 圧倒的に輝く
生命
(
いのち
)
17
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
次 ›
最後 »