Utakata
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オコゼ
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ガラホは去った、いいねが推せるようになり こころがすこし益えた気がする
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道行きに 雨そほふれば、おもてには 花の匂へる慣らひありけり
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百重なす真素き腕 吾が袖をひく、甼の辺に冰雨降りけり
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空濁す長雨は降る。苔の蒸す、社壇にあかき海星集いぬ
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雨に融く言葉の墨で画きたる今日の景色に風を中つなり
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赤盖の埋み火がごと 牧夫座の 麦わらぼしは、西に煇く
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ポケットに玉子蒸しパン差してみる。玉江の浦の砂嘴の月かも
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波音におどろ踏みわけ丘に来た。つきの御影に、小待宵草
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ちょう番う 赤いセルフォン温ぬれば、ふるいおとさるきのう多かり
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夕晉む 杉山裾に帰るかぜ。くもがほつれて、一縷たゆたふ
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年ゝに沖の流れは高くなり、吾がきたうらの 松が根を裂く
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うしがえる池のなみだに育つ秋。冬虫夏草、吾が輩はくも
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差す光 きらめく一縷、蜘蛛の糸。虹をりゅうとぜ云うは維れなり
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ばらばらと降り込められて六畳間、貝のらんぷにえいの油をさす
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雨音を聞くや聞かずや 翁草、たぢから無くも宿世しるかな
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伯益もさらい残すか、天の川。蜘蛛の涙に詩を手向けん
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あさがおや 藍きあさがおあさがおや 牽牛の名も くもは知ります
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あおにおう美東牛蒡のおいしさを、知る子は多く 愛を
識
(
し
)
ります
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愛のかぜしれば巽にほはなびく。君の住まいし、洲に度らん
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自販機を探してゆけど、立羽蝶 舞って夕さる長登かな
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行く道の旅ごとに咲く 朱い花。かつて水汲む、から井戸の端に
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