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落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて
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現実の 世界は遠く 心から 離れていても 敢然と立つ
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人生が いまだわからず 年取りて これでいいのか いまだわからず
4
友達が 一人もいない と思ったら そうでもないよ 密かな期待
2
言葉なく 文化もたない 人間を 愛せるものか 自身がないわ
1
人間と いえばそれまで ひとくくり 理解できない 不思議な個体
2
地球には 何億人も 住んでいて 触れる人は 無きに等しき
3
お別れも まとめてくれば そんなもの 平気になるさ 仕方ないもの
1
二十年 プラス三年 この会社 勤めましたが それだけのこと
4
社員証 総務に渡す その時を もって私は 部外者となる
11
苦労さえ 人の人格 磨き上げ 愛する心 育む機会
3
年明けて 仕事探しが 本格化 のんびりしてる 場合じゃないよ
1
一仕事 終わったような 眠気あり 今日の挨拶 最後の言葉
1
貧乏は 人を休まず 働かせ 時間を金に 変える原因
1
殺伐と 日々の生活 していれば 別れが来ても 涙も出ない
2
送る人 送られる人 別れとは 悲しいもんか 涙も出ない
1
退職は 終わりと言えば 終わりだが 人生未だ 途上に過ぎず
6
年の暮れ 仕事納めに 花束を 両手に抱え 記念の写真
3
人間は いつになったら ほんとうに 自由になれる 魂のこと
1
がちがちに 塗りこめられた 倫理観 孔子が決めた 儒教のルール
1
あの人に 言っておきたい 一言を 言ってみたけど もっと言いたい
2
有給を 消化している 一か月 仕事決まらず 不安な師走
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友達は 誰もいないと 思っても けっこう人気 白髪の頃
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寒風に 追われるように 帰宅して ドアを開ければ 愚妻の小言
1
細やかな 景色を撮りて 保存する 息子がくれた デジタルカメラ
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月末で 健康保険 なくなりて 駆け込み通う いつもの医院
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クリスマス 人は浮かれて 讃美する 失業者には 虚しく響く
1
師走にて 船山橋の 欄干に 肘をつきつつ 富士を眺めん
2
人は来て 人は去りゆく 現実に 恐れるなかれ 愛は留まる
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優しくて 朗らかにして 温かく 愛すればこそ 幸福と呼ぶ
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隣人を 愛するならば 幸があり 優しくなれる 春のうららに
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