Utakata
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無意味だと言葉にすればそれすらも無意味だという意味をもつので
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みんな死ぬ、という事実の眩しさが太陽光を超えてしまった
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感覚と言語と 他に何がこの私を映し出す霧なのか
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なんとなく自分の顔に似てるので見るとむかつく、のだそうである
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われわれは互いに霧に隔てられ、あるいは互いに霧でしかなく
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隣人の視界というその異世界に私もいるのだろうが、見えない
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「まだ個体とかいうものを持っていた昔」のヒトとして生きて死ぬ
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携帯の画面も覆っているのだろう肉眼に見えないものたちが
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ぬばたまの宇宙へあふれ出す電波のように香る夜の茉莉花
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おらこんな体はいやだと思ってもこんな体がおらなのでなあ
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自己管理とかいう抽斗の底で玉葱が腐りつつ芽を吹く
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かつてどこにもいなかった生き物の鱗の輝きを記すヒト
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私、また私のような大量の交換価値はない生データ
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貝殻を並べるように並べても言葉は意味を語る みずから
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われわれの砂絵を誰が消すのだろう どのように終わればいいのだろう
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はじめからいなかった人の代弁はあなたにもわたしにもできない
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存在と不在は違いすぎるので境界線を引く余地もない
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爆弾で壊せるものと壊せないものがやたらと似て見える日だ
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半ば幻だとしてももうこれは眼を閉じるくらいでは消せない
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気づいたらここにいたのでなんとなくいつづけているだけではないか
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もう誰が始めたかも覚えていない双六遊びの続く夕暮れ
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まだ時にこうして血など流すので葬りがたい観念がある
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世界には片隅なんてないのだとdemocracyは言う 澄んだ眼で
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たとえすべて夢だとしても年金やすき家バイトがある夢なのだ
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世界とはほぼ社会だがぽつぽつとはみ出して個体なるものがある
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「殺したいのは神だった。でも神は人だったので人を殺した。」
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お尋ねの窓については出口ではないという認識でおります
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苦痛には二つの消し方があってあいつはそっちを選んだんだな
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まあみんな好きで生まれたわけではない、というあたりから話しあいたい
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いいゴミが拾えたような気がしますとてもすてきな人生でした
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