しろう
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memento mori

本当のことなど何もなかったな 下の句はどうか言わせないでくれ
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タンタタタ タカタタカタカ タカタタン タンタタタンタ タンタカ短歌
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まっくろな大海原にただひとり ともしびだけでこぎだしてゆく
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生きづらい!ああ生きづらい!生きづらい!そんな話を友としてきた
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行き先も見ずに飛び乗る終電車 どこへ着くかな目指せぱらいそ
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落ちていた気持ちが少し上を向く 出会い頭に軽く目礼
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イヤフォンを忘れてつらい喧騒を子守唄へと ゆらりうたた寝
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誰だって気づかず誰か踏んでいる 「差別している自覚はあるか」
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誰しもが何かについてのマイノリティ 『差別されてる自覚はあるか』
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恋というのは独占欲だと人の言う 我が恋はただ いもくり佐太郎
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酒呑みは呑兵衛のんべ呑助のんすけ呑太郎のんたろう 呑んで呑まれて呑みさらばえて
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我こそは正義なるぞと思っちゃうこともあります 負けて賊軍
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しましまの しまのしじまのしまながし しまるくびわにしましまのうま
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酒なくば 即ち死すというごとし あとにもさきにもこの一献よ
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のけものは けものけだもの もだもだの のけてけられてけだものだもの
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どこへ行く どこでもいいさ どこへでも どこへ行ってものけものだもの
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金木犀 部屋の中でも香ってくると思っていたが「おや、芳香剤…」
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無理矢理に定まることもないだろう ある定義ではそうなのだろうし別の定義じゃちがうだろうし
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雨の日は 朝から呑んだり歌ったり 本を読んだり刺繍をしたり
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「あなたってこういうものが好きなんだよね?」母はイエスと言わせたいだけ
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曼珠沙華 居並ぶ赤をながめつつ 「近頃は白いものも見ますね」
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死んだなら 泥田に沈めてくれないか 米になりたい輪廻転生
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アメフラシ 雨を降らせた覚えなし それでもどこかでうらまれてるし
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オーブンで焼いたばかりのヴルストを 床に落としてメッチャしょんぼり(もちろん美味しく頂きますが)
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プレモルを飲んでにわかに生き返る 酒がなければ人生なんて!
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もう十時 今日はすっごく頑張ったから 栗ぜんざいをたべてもいいよ
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ときどきは上の句だけで詠み捨てたい 誰かに下の句つけてほしいし
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すごいなあ こんな歌詠む人がいるのか なんだか世界が広がる気がする
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ハラヘッタ メッチャキバッタ ハタライタ ガストデメシデモクッテカエルカ
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短歌ハイ 少々過剰な全能感 私は私の歌が好きだよ
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