Utakata
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きな
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健康に病んでます。
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朝起きてめめがいたら女子ならばさてどうするかやっぱ二度寝やろ
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もし先生がボクと同じ高校生だったら絶対告白してた、という告白
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金曜日の女子生徒は目もとが少しだけオンナの顔になる
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私のことを全然考えていないときのあなたがいちばん好き
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食べていい食べたらあかん食べるべきいちいち指示する食えない奴め
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恋心載せてしまうには重すぎてただただ見送る花筏かな
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意識飛ぶところどころにいる私なぜだかいつも謝っている
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今日もまたひとりの時間を作るためなんとはなしに夜が更けて行く
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コーヒーではなく珈琲の男、バラではなく薔薇の女、昭和は遠くなりにけり
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制服を着るとはやりを身につけるとなぜか美醜がより際立つ
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かき撫でし今宵の髪は誰のもの気づかなくても私はいいの
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かぎろひの立つ50代ふと見れば、あんた糖尿病やろゆうて叱られてはったわ。
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裏表のない野球部っていたんだと初めて思わせてくれたヒト
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開いた口塞がらないな教師はNHKしか見ないと真顔で言う生徒
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なぜなのか通学途中の男子児童は見えない敵といつも戦ってる
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もう二年仕事休んで苦しんで神様、私、悪いことした?
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素足で歩くと命の触感で胸がチクチクする残酷なあたし
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難しく考えすぎだよストレスがたまっちゃうよぅお前が言うな
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こわいのは今までずっと頑張ってきたからだよ合格発表の日
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私なぞ生きてる価値ががないなんて生きてるレベル上げすぎきっと
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青春は醜きモノよ青春は貴きものよ あんたらの体操服みたいに
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被災地は幾度朽ちても故郷よ青き息吹が明日を紡ぐ
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瞬きもせず明るき春の立ちにけり息にふるるはあたたかき風
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指先に恋の予感の兆しつつ零さぬようにカップを置きぬ
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思い出は善いことばかりじゃなかったけれど明滅してる胸ん中
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:春色にねじり滴る明けの空孕んだヒミツを彼は知らない
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夢はなに?問えば戸惑う生徒らに実は私も同じと思う
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もう二度と会うもんかもう一度 もう一度だけ考えてやってもいい
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桜花一目散で駆けて行く緩く夜風にくしけずられて
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明けの空ぐぐんと両手エアな春掴んで深呼吸する
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