きな
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健康に病んでます。

できる人とできない人しか世にいないそう思えてくる火曜日の朝
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ふがいなさに自分で自分が嫌になるそれでもプロかほんとにお前は
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職場では居場所がないと分かってるそれでもやっぱり働かなくては
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復職へのカウントダウンが始まった嫌なあいつはまだいるのに
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何もかも忘れてしまえと思いつつあなたを知っていたのか不安になる
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五月はまだ取り戻せる感ともうここまできてしまった感のせめぎ合いなり
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仕事する窓の向こうはきっと違う時間の流れと人のこころ
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朝の電車あなたの声を聞きしより中空にのみものを想ふかな
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少しだけと思っていたのにいつのまにかずっとあなたを想い続ける夜
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見かけこそ華のある我では無きけれど 心だけはキレイ、ということにしておこう
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素足にて人生を歩むのが痛いってやっと気づいた今日この頃
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カフェで一人パフェ食すひとり時間 さみしくも楽しきささやかごとなり
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偽りとわかっているけれどもう信じるしか私に道はない
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花の色は散る一瞬濃くなるという昨日のあなたの優しさがこわい
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めめと私の人生は一生交わらないそれを寂しいと思う五月雨
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昔の彼と街でばったりを妄想して一晩だけ顔パックする我
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今日一日何もできなかったけどかといって何をしたかったのか分からなき日曜
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表情を捨てては拾う職場にて心の闇をのぞき込む朝
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通勤者とすれ違いつつ私だけ世界の朝を切り分けていく
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春は春と呼ばれることに飽きているいろんな意味を詰め込まれすぎて
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できるなら私に一人でついておいで悪いようにはたぶんしないから
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あなたのこと好きにならない、なんて自由があればいいのにもうつらいから
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あなたが来るか私が行くか考えてる行くと私の方が好きみたくて嫌だ
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草の中あなたをずっと追っていくいつの間にか見えなくなっても
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殴り書きみたいな人生だったけどそれはそれで本音だったわけで
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若い頃座右の銘は努力のみ今はみんな違ってみんなどうでもいい
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Wordがね分からないんですホントにもうなんて言える雰囲気じゃない職場
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昨日見た明日かもしれない本当は五月の風に言い訳をする
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忘らるる時しなければひとり寝の思い乱れて涙の絶えず
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どこにでも芽吹きはありぬひたむきに恋してるからあなたに届け
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