Utakata
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小澤ほのか
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あの人とメールのやり取りしたいけどメルアドを聞くきっかけもなく
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いつだって君のことだけ想うのに君に逢えない君に逢えない
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あなたとはただ会釈するだけになる 今日は言葉を交わしたいのに
4
天災は果たして神の声なのかそれとも地がうめいてる声か
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母親の吾子を呼ぶ声こだまする夕暮れ時のカレーの匂い
5
午前四時目覚めてみれば外は雨 いつになったら降り止むのだか
2
一針に心を込めて縫う刺繍誰かのためということもなく
6
カタコトと電車に揺られ本を読む ふと気がつくとそこは終点
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八月もようやく終わりと言いつつも「暑いですね」はあいも変わらず
4
ふと耳に聴こえてくるは虫の音か はたまた蛇口をひねった音か
5
寝苦しい夜が過ぎゆき朝となる 絶対夢に出てこない君
3
雷雨にて停電起こりあたふたと取り出してきた懐中電灯
3
ママチャリの後ろの籠を取っ払い二人乗りして夕焼けめざす
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暑さにて目が覚めた時夜更かしをする君に言う「お休みなさい」
4
今はもう君のことだけ考える。それしか私、できることない。
4
野分吹き窓はかたかた音がする あなたの部屋へ逃げていきたい
2
永遠に片想いとはわかっても溢れる想いそれこそが恋
2
少しづつほんの少しづつ秋めいていつしか雲が高くなりゆく
2
冷房を最強にして毛糸編む 今はまだ夏 今はまだ夏
8
「暑い日が続きますね」がまるでもう呪文のように飛び交うこの地
3
敗戦忌高校球児に伝えたく午後零時にはサイレンの鳴る
3
夢を見た 中身を忘れもどかしい ただ涙だけ流れてはいた
3
実家にて認知症なる老犬のお襁褓姿にただ落涙す
2
台風は少し東へそれたのか風の音せぬわが居る部屋は
2
二代目の犬もそろそろお迎えが来るのだろうと腹をくくった
1
朝の四時半になろうとする部屋は蟬の鳴く声だけが聞こえる
8
陽は射して土くれの舞う甲子園 いざ若人の闘いの時
1
八月は平和の月 でも本当は一年通して考えること
1
この頃は君となかなか話せない 顔を見られるそれだけましか?
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真夜中に目覚め少しく時間経ちふと窓見ればしらじらと朝
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