無兎
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気ままに詠みます。

雲を追ふ蜻蛉のめがねに映りしは水芭蕉さくの水の色かも
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竿先のとんぼに託す想いさへ飛ばせぬままに遠あかね見て
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竿先の蜻蛉にたくす想いさえ飛ばせぬままに遠あかね見る
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ふるわせる二つの波の重なりを空にかえして夕焼け小焼け
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はあもにかたゆたう音を隠せずにおるがんの音がそっと導く
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はあもにか河原でひとり風にいうふぁみれどどうせかないっこない
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無条件幸福します5時限目この窓ぎわは僕にアウェイで
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刻々と流るる雲を映すビルお昼休みは空となるらむ
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