Utakata
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たらればに キラリの先は あり得ぬと 過去は捨て火に 記憶は灰に
12
消え去りて 虚ろな過去の ひと音も 響くことなく まっさら仕舞い
9
交わし合う 言葉の先に 生まるるは 過去のわたしを 抱き愛すこと
12
ありのまま 自分勝手は 紙一重 混ぜるな危険 風通し良く
10
なが、ながく つづき繋がる その先に 光はあるか 闇にとけるか
11
楽な
時間
(
とき
)
与え心を 揺らすより 楽しみ笑い わたしを咲かす
8
背を向けた 名もなき過去と わたしごと 振り向きもせず 影だけ連れて
12
やさしさで 続いただけの ひとすじに たしかめもせず 名もない時間
10
しばらくは ただ好きなよう
詩
(
うた
)
降らす 傘さされても 濡れふるえても
9
演じきり 誰かの代わり 誰のふり 混ざり溶け合い 新たな自分
10
いつかの日 笑い話に なればいい 無駄なものだと 思う透明
12
時の中 満ちて欠けては 詠み生まれ 丸く見えても 真円でなく
9
たしかさは 要らぬものだと 知っていた あれば使うが 無くも困らず
8
変わらない 日々に優しき 彩りを 心に灯る ささやかな詩
12
薄れゆき 淡く色褪せ 記憶ごと 時にほどけて 声も消えゆき
8
かすかなる 紡ぎ合わせた 一瞬の 真実の糸 今はほどけて
8
苦しみも 楽しみもまた 初舞台 一度きりなら 笑顔こそ咲け
13
ひとつ越え かすかな祈り 導かれ 行方は見えぬ ひかり、願わく
7
ゆるやかに マイペースな背 見送りて 麻のシャツだけ 風が知ってる
9
ここで詠む 理由をひとつ 示すなら タガタメでなく わたしのためで
13
帆をあげて 波のまにまに 漕いてゆく 名呼ばぬ日々を 風が撫でても
8
息するを 忘れぬように ひとひらの うたを口にし わたしを保つ
17
足元の 最後の火玉 見届けて わずかな煙 月へと消えて
7
目の前に 転がる
時間
(
とき
)
を 掴むでも 流すでもなく 「明日」の声捨て
7
あぁ、それも あれも嘘だと 戻るより 信じ続けた あの日、鍵かけ
13
あと消して 記憶も消して 元通り 今ここにある 傷跡以外
14
残したい 目に触れずとも あの時の 心の声と 思いをせめて
16
美しく 限られたとき 交差した 今はなくとも 過去にあるとも
11
後回し してきたわたし それでもね 大切にしたい ひと時だったよ
14
もう君の 片隅にすら 居ないでしょう? そう、はじめから なにもなかった
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