145
145
投稿数
69

Utakata管理人です。学生時代に短歌には真剣に取り組んでいたのですが、最近はまったく作れなくなってしまいました。ここには作った短歌すべてを記録してあります。

それぞれの軌道を見せてゆるやかにつばめ散開する町はずれ
16
灰色の世界が変わる海の辺にあまねく光ゆきわたるとき
19
蟹の爪ひからびている海岸に薄墨色の雲を数える
17
雲の色をたしかめたくて 水平線ホライズン 大きな海のはじまりに着く
20
逆光のなかにある街 清水の舞台の傾斜たしかめながら
17
この町の駅舎えきのライトに照らされてひとりにひとつずつ影はある
49
簡単な人でありたい薄い雲ばかり行き交う夏空のもと
34
球体の破壊あるいはたんぽぽの綿毛をとばす 遠くへ あるいは
26
ゆきどけに水面はあり冬舗道ひかりを受けていずこにも空
39