蛾盲児ゃゐ(微痴)
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人を不快にする歌をわざと詠んでいます。あじさいをふやけた顔で慈しむ人を侮蔑しながら。

広瀬川流れは荒く背を向けて手足が消えて僕は柳になった
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ダウン症が旗をふりふり線路をゆけば真っ赤な鼓笛のパレードセミの合唱を合図に
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ぼくはいま おはなししてるの 小脳と おまえいつから 脳裏にありと
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親指で 鼻を掘っては 頭蓋抜き 無脳しぼんで 干し柿に似る
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下痢ちん毛 しょんべん歯くそ ケツの穴 朝に4回 叫ぶ狂老
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仏様 千々壊るるも 仏様 死骸を目指すは あぷあぷ嬰児
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あばら骨 腕を通して 亀に似る 隣家の火事に 白痴は唸って
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花を愛で 鳥も愛でても なおむなし 糞から咲いて 虫の血が流るる
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夏が傾けば思い出すのは腹の破れたメスガエル 母知らずとて ケラケラ跳ねるグロテスク
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かたわのこ ガイドブックを みてないた 世界の歩き方には 歩き方が載っていない
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冷凍胎児の横でめしをモリモリ食うそれは座れど牡丹にあらじや自惚れ手鏡
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僕の父 両手が鎌の 新人類 何故だか僕は 足がバネ
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◎ ●□ △ 耳クソみたい 無味乾燥
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拝啓 武田双雲へ おちんちん みてくだちぃな みてくだ 敬具
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枝のような黒ずんだものを半年も放置するのは今日も誰かの命日だからであって決して怠惰ではない。決して。
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拾ったよ  人魚が忘れた  黒真珠  ケンちゃん! 鹿グソ早く捨てなさい!
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乳首って ほんとうはちぬびと いうんじゃと 嘘じゃ情弱 チンカスびょ〜ん!
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ちんちんが うなぎに見えて 頬緩み あれは土用の 私は無用の
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人おもう 心はいつも 我になく 建前といえども 嘘は嘘
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しょうがなく どうしようもなく しかたなく 古びた網戸に 盲目の蚊が死ぬ
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見て! 太長いピンクのクモが 砂丘みたいな巣を作ってるよ! あ、ごめん。見間違えだったわ。
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いりますか? 飴いりますか? 欲しいですか? ババアの特製 血痰飴ヨ
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信じられないかもしれませんが昨日まで具志堅用高でした。
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機械の姉 機械の弟 機械の父 ねじ巻き機構の 海老色乳首
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小遊三! おい! 小遊三! お前だよ! 絶対肘鉄食わす
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芋虫を 潰して安堵の 大男 鳴かず飛ばずの 恐ろしきは如何
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空と海を朱に染めるほど苦悶の陽あの苦しみを綺麗といいしは?
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桜桃忌訪ねて侘し禅林寺なあんだ命日違う日か
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シコり寝の 乾いた朝に ふと思う さては昨夜は 風呂に入らじと
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恋しけり 尋ねきてみよ いつぞはる ただれた指の 通る袖口
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