信号待ち
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やっぱりキミを想って詠みます
宜しくお願いします(時々 手直ししています)

「くちづけ」を受けて我も。今朝の秋 先輩それもうラブレターです/涼返す
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初紅葉スマホの文字にキスをする 私の頬を熱くしたひと/音詠む
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「心も躰も縛られない」秋意 俳句でココロあやつられをり/音詠む
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曼珠沙華「複線」の一つは私に なんてとどめを刺してくるひと/涼返す
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複線の人生もいいね秋ウララ 講演会の記録だったのに/音詠む
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五行ある余白の艶と秋の夜 ためらう様を読まれ赤面/涼返す
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香りだけ助手席にいる秋の夜 この香りだって好きなんだよ/音詠む
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キミからの連絡がない知らぬ間に先輩からのライン増す秋
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我が人生の如し『曲水の宴』爽やかな風やわらかな艶/募集はじまったよ!
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寫生主義、心しづかに獺祭忌 先輩の句を心にしまう/九月十九日
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おそろいの靴買うというタクラミすニューバラ黒が導く二人/重陽
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直接に会うのは刹那アイス渡してそれぞれ食べるタクラミす/車内通話で
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他愛ないマンガの話題キミもおんなじサイドバックと知る残暑/長月六日
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ぐったりです へにょへにょだよ と送り合う 疲れた自慢なんて変だね/多忙
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ねえ聞いてキミに余裕がなさそうだから秋空の写真送るね/長月三日
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〈香水蘭手紙に添えて出撃す〉先輩からのラブレター来る/残暑見舞い
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もこもこに あ・り・が・と・う って書けそうな夏の終わりの入道雲だ
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恋すてふ「明日帰るよ」と言うメールどんな顔して読めばいいのよ!?
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キミが言う「ファミリーデー」に皆微笑むが私はそこに入れない/葉月下旬
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「かわいいよ」キミが笑って言ったから外ハネさえも愛おしくなる/ボブ
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どちらが月かは分からぬけれどだからこんなに満ち足りてる二人/大潮
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ひさかたの光が揺れるジェットバスあたしは波に身を委ねてる
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炎天のアドバンテージ手を伸ばしキミごと全部つかみ取りたい
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帰り道列車の友はアルバイトしてた鼓月の抹茶のアイス/京都より
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夏蝶が青いスカートひるがえしステージになる職場のデスク/葉月廿日
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蟻歩き頭上の松で蝉が鳴く吾子は遊具へ砂浜の朝/海浜公園
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欲望が力まかせにからみつくこれはAIにはできないな/エレベーターにて
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くちびる、をひらかなで書いてみたくなる夜ですそよ風吹いてます/先輩と会う
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「飲みましょう」「会いたいですね」「素敵だよ」キミが言ってくれたらいいのに/葉月
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ひめゆりの塔訪れたキミの声受話器越しでも分かるよ涙/8月
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