みやこ
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どしゃ降りの雨にざらざら怒られて背中から取り出す黙秘権
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破れたりかぶれたりでもがらくたを包むシーツを避ける夕立ち
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貝殻も貝殻だって忘れたいときがあるよね 海が白いね
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海 とても遠いところでうみねこと顔見知りから始まってゆく
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あたらしい軽さの風のふるさとに柳がたれてそれは恋しい
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未完成。このままずっと、だとしても人形みたく笑っていてね
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ほんとうになにさまだかになったからたらす糸どうですつれますか
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むかし好きだったヒーローマスクのさ、赤をこれからつけてみていい?
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ねむいほどねむれずにいる現象も転覆病と言っていいかな
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きみが描く虹に立ち止まるひとがいてたぶんきみより嬉しかったよ
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目のまえの蛇口ひねれば雨が降りきゅっと閉めたら晴れる 信じる?
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しまえって台風も云う失くさないようにしまえよしまえましたか
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マドレーヌはんぶんこして水たまり駅からだいぶ海底列車
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昨晩の夢のおわりの咆哮は自分自身か/蝶だったのか
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甘えたはアイスの味もおまかせで甘やかすから好きを知ってる
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長いこと瞑想してる神さまはレモンシャーベットでどうだろう
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短冊にどんな願いを託そうか あなたがいたらなんでもいいや
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淡々と移ろうシーン/わたしたちだけが知ってる海峡がある
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雨が降るだろうかまさか今になり梅雨だったって癖っ毛はねる
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シャバダバ・ダ娑婆の空気だ飯だってやっと出られる夏の夕暮れ
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どしゃ降りを袋につめて持ってってそれサバンナで同じこと言えんの?
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雷鳴は派手に弾ける雄叫びでせっかく少し眠っていたのに
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降りつづく雨の吼えるは水格子(傘をわすれたあなたの罪だ)
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絆創膏。どうぞと月の光から強さをもらう倉庫の片隅
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オルゴールの舞台で踊る偶像はもっと眠っていてもいいから
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われわれが宇宙人なら七夕に宇宙の舟へ帰ると思う
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水色の紫陽花きれいに咲く場所を毎年ふたりじめしているね
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黄色、赤。きつくむすんで薔薇園は見渡すかぎりあなたとわたし
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通り雨なのかな夕立だったかな何にしたって相合傘は
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はじめてじゃないのにひどく照れくさく慣れたくないなきみとのキスは
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