Utakata
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好きな季節は夏と冬
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夏空に梅の豪雨をかけて食む 君の横顔と弾ける花火
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明ける夜が君を連れ去る「ねえ待って」言えない言葉、「おはよう」の声
2
指の先、掌の上、舌の上、貴方の思考を好いて嗜み
2
行き来たり怒り笑いを繰り返し 僕は曖昧な愛の迷い子
0
ゆっくりと近づく君の足音とぼくらの始まり、さあドアが開く
1
洗濯物積まれたソファに横になる 眠り見る夢ハンモックの上
3
育ちゆくあなたの姿を見守れば、贖罪になれと願う心よ
3
自己愛が床に着き増え、「おお神よ、許し給へ」と博士は震え
1
「愛されたい!あんな奴より」と思うから 僕は愛されないと知ってる
2
お給料いつもより多く入ってた!背伸びして何か欲しくなる冬
4
誰も皆疲れているとバスの窓 皮脂の跡見てふと思う帰路
2
口滑り、慌てるあなたを見ていると わたしの口はつられて緩む
2
「可愛くて食べられない」だと?本当に可愛いものは食べたくなるだろ
2
雨を受け、育った花を束にして 捧げて空を晴らせてみたい
6
夏は過ぎ、未だ鳴く蝉の歌声は 生きた証を鼓膜に刻み
2
「そこにいてほしい」というこの感情の名前が「愛」だと初めて知った
3
ベランダで夜空を一人見上げてる ただそれだけでなんか落ち着く
3
動きだす貴方の時間の代償に、私の時間は凍えたままで
3
「本日のマスク納品ありません。次回の入荷も未定となります」
5
藤の木に月の光が差した夜 貴方を偲ぶオリオン座へと
4
命など惜しくはないさ今はただ その手の中に刹那を盗め
2
生み出せし宝石達が透かすのは 欲に塗れた虚飾の光
1
食べれども満たされぬ腹と心でも 友がいるから満ち足りている
1
「ごめん、最後のところだけもう一回言ってくれるかな?」「
(
君が、好きです
)
」
2
胸の鼓動高鳴り顔は火照ってく 君が
伝染
(
うつ
)
した病の名前は
1
小雨降る森の奥ってなんか好き…いや、別に「住みたい」とかでは
1
句読点、三点リーダに鉤括弧 世界にひとあじ魔法のスパイス
1
「同じ曲 何度も聴く人依存気質」好きなんだもの何度も聴くわ
1
口紅を塗る君の目に映ってる いつもと違う私の姿
1
「いつか、ね」とだけ告げて僕は消えたけど 五日もすれば忘れるさ、きっと
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