Utakata
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みっし〜
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初心者です。短歌(もはやポエムかもしれぬが笑)
を始めて、心が穏やかになった気がします。
ありがとう。
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冬瓜に 火がゆっくりと通ってく 温もりを得て
実
(
み
)
は透き通る
15
キツい日に 穏やかですと 書く手紙 届くころには 越えていたいと
27
明日
(
あす
)
のこと おもい
煩
(
わずら
)
い 日が暮れる 今日という日が もったいないね
18
ここに居て 見知らぬ街の
歌人
(
うたびと
)
の 暮らし趣 思いを馳せる
15
子どもらの 体操服が捨てられず 裾折り上げて 今宵のパジャマ
10
大好きな 香水 香る 風に乗り ときめき隠し そっと振り向く
11
雲間から 差す太陽のあたたかみ 欲張らぬよう 背にして帰る
10
亡き猫が 残していった白い毛を 見つけて思う 便りがきたと
19
コーヒーと冷凍ドリア 黙々と 洒落たスプーンで 満たす休日
11
服さがす 予感はしてた 困難と 見た目重視の 断捨離のツケ
10
友用に プレゼント買うその手には 題をつけれぬ自分の分も
10
抗
(
あらが
)
えず 消えてくように 堕ちていく 微かに聞ゆ 自分の寝息
10
彼岸にと 植えた白菊 今 開花 とおに過ぎたと 仏も笑う
13
さっき右 今は後ろにいる月に 首をかしげる 方向音痴
12
ちょう一羽
詩
(
うた
)
にもならぬ一日に 静かにおりて いろどり添える
11
万歩計 カウントされぬ歩みでも 長く続けと 母見て思う
14
虹の橋 君待つと言うその場所で 鈴の音鳴らし わたしを呼んで
7
いつの日か 幸せだったあの日々を 素敵な歌にし 君に贈るよ
6
野良猫に 亡き愛猫の名を呼べば 涙がポロリ ごめんねお行き
12
夢でしか 逢えない人に 夢で逢い なのに悲しい 夢物語
10
低くとび 実りの秋を待つ鳥が そろそろかねと
案山子
(
かかし
)
に尋ね
17
向かい風 負荷をかけるな 老いた母 結界張りたや
偽陰陽師
(
にせおんみょうじ
)
8
少年の 宝物ってなんだろう からくり箱は カラコロ笑う
11
切り落とし 根だけになった豆苗が 「さあ、リプレイ」と 我にウィンク
12
お似合いよ フェイクスマイル 自己暗示 こんな日だけど 幸せ求む
7
みぎひだり 鏡のように 通せんぼ すれ違えずに 微笑み返す
7
月見詰む 背には不気味な雲
背負って
(
しょって
)
「前だけ見てろ」その月は言う
6
白い猫 わたしの腕で 逝きました 涙で溶けぬ 氷のように
13
亡き兄の面影映す母の顔 任せときなよ 天につぶやく
8
ささくれた心にとろり オレンジの夕陽をそそぐ
天照神
(
あまてらすかみ
)
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