Utakata
登録
Login
サイトのご案内
蛙鳴
フォロー
14
フォロワー
15
投稿数
95
1
2
3
4
次 ›
最後 »
棘のある言葉がどんぶり漂って視界の霞む一杯のラーメン
11
人去りし山深き里にただ一人曇った空に玉苗植える
19
バインミージャージャー麺に
参鶏湯
(
サムゲタン
)
美味しいだけの異文化理解
12
何年目そろそろ決断してほしい気づいてみたら外堀埋まる
13
今朝もまた冷めたトースト一人食べ諦め色の街へと出てく
12
禅寺の縁側で寝る三毛猫は無用の用とは何かを問いぬ
16
すぐそこに悲劇はいつも待っている「トイレ汚い掃除して」と猫
11
大声で凄んで見せる訴えの猫語訳せば
鰹節
(
かつぶし
)
欲しい
14
絵心があれば絵にして残したい薔薇園のさま歌にとどめむ
14
どこからか現れ膝に乗る猫はキジ白模様の満3歳ぞ
14
鉢植えのみかんに青い実たわわなる卵産まむと飛び交うアゲハ
13
小満と聞いたバジルは艶やかに柔らか新芽をスズメに供す
10
あおによし奈良の都にいる鹿はインバウンドなど知らぬことかは
11
半袖の白い制服目にした日五月下旬は夜風さやけき
15
うりずんの潤い初めし天地なり草木茂りて山羊も跳ね来て
15
明日もまた夏日の続くニュース見て半袖シャツを引きずり出せり
11
時鳥世慣れぬだけにあらずして育ての親を偲び歌えず/浮枯草様へ返歌・托卵された鶯の親を思い
9
理不尽に黙って従う度量持つ大人の国は軍靴
谺
(
こだま
)
す
12
アオザイのカフェの店員微笑みて花はどこにいったか探す/ベトナム戦争を思い出して
14
ニュースにもならなくなってひと月かどこかの国で戦死者弔ふ
11
夏日でも五月の夜はひんやりと君を思ひて上着を羽織る
15
あなたのね帰りを待った午後十時冷めたコロッケ捨ててやるから
14
お別れのカレーを作る台所涙流して玉ねぎ刻む
14
音を上げよ頑張らなくてもういいよ河原に響く雉の鳴き声
16
一日
(
ひとひ
)
ずつ六月に向かふカレンダー今日といふ日を抱きしめんとす
17
今日
一日
(
ひとひ
)
生きてたことの証としうたかたに歌残す幸せ
18
陰惨なニュースは幾度も繰り返し次第に新聞読まなくなる日々
16
まどろみに平和の価値が示されて尻尾で返事してくれる猫
22
連休果て足取り重く出勤す行楽日和は今日も続きぬ
13
白頭巾木立の中の水芭蕉 夜中に何か相談するらし
15
1
2
3
4
次 ›
最後 »