詠みよみて
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桜咲き桜散る狭間を愛でる日本にはそんな四季ありて
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清貧で正しきことを知る人とまた歩けてる今年この春も
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食べたいけどパンではない茨城の「僕のカスタードメロンパン」
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今朝もまたぼんやりな空に「また今度」と見送りきめたマザー牧場
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朝の水溺れるほどに飲み干して溺れてそして戻ってきた身体
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「元をとるためだよ」と朝四度目の風呂に入りてこの歌を詠む
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ブッフェとは呼ばずバイキングというホテルで今夜家族と過ごす
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賭けとして入れずにおいたガソリンが二十七円安くなった朝
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三年前うたよみんで閉じた日々詠みをここに出会えて再開する春
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小さい頃こわかったことはいつまでもこわいと知った叔母さんの夢
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歩いてもバスでも2キロ今日は街のご機嫌うかがい駅まで歩く
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「カエルの歌」トントントトトントンと娘が奏でる休日の朝
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「ありがとう」返信くれたその人は多分使わぬレイアウトビュー
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ぼんやりと曇った朝に赤みさす「いちごが香るチョコミルクラテ」
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なんとなくよからぬことを告知する看板「今夜ここを掘ります」
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限られた日々をカウントダウンとして儀式なるかなパンをむ朝
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朝からの雨もあがりてしめやかに空暮れなずみサンマが焼ける
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日々のこと「気合で乗り切る」と言う君の小さきその身にどれほどの気合い
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タニマチの思い切なき横断幕「平常心なら 一番つよい」
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このチョコが美味しいのよという音で「中山美穂が死んだの」という君
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トボトボと朝ゆく娘の足跡を拾って今日のファイルに綴じる
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