ゆきひめ
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日常で帰りたくなる場所。
よろしくお願いします。

星の位置 アルデバランと 違うこと ちょっぴり嘆く スバル星の君
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梅雨蒸しの そうめんゆがく 額に うっすらと汗 八の字の麺
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十六年目の 夏が来る しずかに 香炉の線香 燃え尽きるまで
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無事なりと 確かめ帰りの バスを待つ コンビニ寄りて ドーナツを買う
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ゲリラ豪雨 いまかいまかと 空見上げ 限界ほどに 自転車をこぐ
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わたしたち 星の位置が 違う同士 冬の星座と 夏の星座
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肝心な 親友には 肝心な 事柄は 言えないジレンマ
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梅雨蒸しの つけたりけしたり エアコンの 節電対策 迷走中
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ねこおやつ 顔をうかべて 選んでる 次々手に取り ニンマリわらう
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雷鳴の 雨降り出し 突然に 憂鬱になった 通院のあと
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母の言葉 お父さんはね 娘が いちばんだから さみしそうに言う
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開けてみた 小さな風鈴 友達の 心遣いが 風に揺れる
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ほうばる アイスクリーム いつのまに こんなしたっけ 思い巡らす
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だんだんと 目が細くなる 開く本 虫がのそのそ はっているよに
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ねっとりと 首筋の汗 上映 待っている君と レイトショー
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診察室 まえでイヤイヤ わんちゃんの 連れていかれる 目線がかわいい
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獣医師の 動物目線で はなしてる やさしい言葉に きもちほっこり
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白き蓮に 顔を近づけて お花は ずっしりと重い 雨後の匂い
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床につく 父の目にも あざやかな 青い朝顔 いっせいに咲く
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若いころ 父に似た人 えらばないと 結局似た人が すぐそばにいる
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きみに 会える頃は この雲も 晴れているだろう 傘を置いてくる
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紫陽花の 里の日も暮れ さあ次は ほたるのイルミネーションだよ
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温室の ブーゲンビリア ねっとりと そんな空気のなか 秘めやかな息す
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空の下 シロツメクサの 川の土手 紺碧の空に 一筋の雲
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ジリジリと 西陽さしてる 猫の額 草勢い生えて 夏をむかえる
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幼き日 プリン争奪 負けた日に 兄を兄と みとめた日
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夜も更けて ただもくもくと ポテトサラダ つくる台所 ひとり立つ
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折り紙の 紫陽花 折ってると こころなしか 涼しくなるね
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いのちが いくばくかしか ないとしたら やっぱり生きてたいと おもうでしょう
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香水を 頂いたけれど まだまだと つけるの照れる おとなこども
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