Utakata
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すみ
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この鰭を止めたら沈んでしまうから泳ぎ続けるまぐろのように
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連日の行軍のせい痛む脚ゆっくりでいいただ止まらずに
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葉桜の桃と緑を眺めつつおだんごかじる餅色の雲
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ひと握り載せたる肉はぴったりと八十グラム鼻歌うたい
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「桜だ」とスマホを向けて切り取ったピンクの画面あなたにおくる
8
きみはペガサスになるのだどこまでもゆける翼を持っているから
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イヤホンはちいさな鎧世界からぼくをまもって壊れぬように
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学校に行けなくてもいいわけじゃなくほんとは行きたいただ思うだけ
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三月三十一日の夜を越え
自
(
おの
)
を殺さず辿り着いた
陽
(
ひ
)
10
あの日より増えたピアスも傷跡もきみに見せない澄ました顔で
8
もちゃもちゃと歩く仔犬のまんまるいおしりを眺む転ばずにゆけ
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なににでも成れるのだと教えてくれたまんまるピンク冒険の旅
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想像を現実にする人間の力を信じ夢を描こう
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剣よりも強くあれかしこのペンで世界平和を夢想するのだ
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きみはただ二回跳べばいい指先でエイトビットのぼくの
英雄
(
ヒーロー
)
4
なにもない日曜日にはちょっと良いパン屋のパンを買いに行くのだ
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今夜だけあなたの胸で眠らせて夜が明けたらいなくなるから
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ステージの二番バスーンだった頃あなたの音を追いかけている
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先生とはじめて呼ばれた日は少し照れくさいけど誇らしかった
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金曜日すてきなビーフカレーの日福神漬けとらっきょも載せて
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少しだけ長めに引いたアイラインプラムのリップきみからのTEL
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卒業祝いのセージのボールペンポケットに刺しそっと胸張る
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革靴をスタッカートで刻みつつ春の足音追いかける道
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愛された子らの瞳の輝きを守りゆくためこの場所に立つ
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一歩ずつ踏みしめてゆく長い路ゆっくりでもとまっててもいいよ
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きみのいる世界にぼくも触れたくてしゃがんでみたりおなじ目線に
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泡と泡弾けるような一瞬のふれあいのため尽くす一日
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閉じられたきみの世界に触れたくてシャボン玉吹く繋がるように
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指先も鼻も瞼も唇もすべて使ってみているあなた
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言葉なき頃の
静寂
(
しじま
)
に戻れたら世界平和は訪れるのか
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