Utakata
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ぺんた
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ときどき詠みます。いまは仕事でベトナムに出向中。
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夏ひとつ 雨間に抜けるそよ風と青い味したジンジャー・エール
8
雨厭うきみの横顔すら愛し バスなら少し遅れるらしい
5
ピンボケた君の笑顔に時が過ぎ 記憶のうえで好きだといえた
4
六月は相合傘の時期だから敢えて呼びたい
銘々傘
(
めいめいがさ
)
と
3
たまには、と山奥ゆきの汽車に乗る 切符を買って、鋏をいれて
3
果物を
10
㌔買ってジャムにする ちょっと富豪になった気分で
8
わが目には瓶も
十字架
(
クロス
)
に見えにけり すべてを暴け In vino veritas.
1
にんげんの外側にある知能らがにんげんをバカにつくりかえる
4
お別れをしようと告げたこの口が やり直そうの言葉をつぐむ
6
軒下で雨宿りする鯉のぼり 裾濡らしても気高くあれよ
9
父母
(
ちちはは
)
もモテた時代があったこと たまに不思議に思ったりする
3
日本酒が好きだときいた君のこと おでんに誘ってよいのだろうか
7
ベルを待つ汽車が2両の停車場 誰ひとりとて現れぬまま
5
曾祖母の四十九日に手を合わす よくぞこれまで生きてくれたと
4
手を繋ぐ 曖昧だった関係を前に進める覚悟ができた
5
Twitter 連携ログインが壊れて以前の
短歌
(
うた
)
が夜露に消えた
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