Utakata
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悠久
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真夜中に嵐となりぬ カーテンを少しずらして稲妻を待つ
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甥の子にハンドメイドの積み木買う これって昔甥に贈った
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脇役に添え入れられし梅干しは 我が家の庭に咲し花の子
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悔やんでも変わらぬ過去と 望んでもかなわぬ?未来 ブラックホールの差
2
小銭持ち 使おうとせば疎まれる とてもじゃないが都会にゃ住めぬ
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行先を確かめむとて立ち止まる我が両脇に分かれる流れ
3
春過ぎて夏来にけらし中華屋の軒下ゆれる冷麺はじむ
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汗かきぬ涼まむとして飛び込みし図書館もまたうざる人混み
3
春過ぎて夏来にけらし中華屋の軒下揺れる冷麺始む
2
心地よく目覚めたのどかな休日は 豆から挽いたコーヒーにもなか
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どうにでもなってしまえとひとりごつ ラジオに流るレットイットビー
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さりげなく自転車つきつつ車道側歩くあなたはわたしのナイト
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我をまだ打ち伏せようとする神にそれでもすがり 祈り続ける
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夜詠んだ歌と昼詠む歌の差に 我の知らざる内面をみる
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帰宅時に急に降り出す大雨は 誰にも望まれてないはず
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歌詠めば昭和の想いよく浮かぶやっぱり若き日々の衝撃
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風呂桶と腰手拭いでブッキング 引くに引けない 下宿の風呂場
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昼休み陽を浴びようと窓辺見る もう満席に 暑くなるのに
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昼食の時間をずらす習慣は コロナ終わるも 続けばいいのに
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寒空で からだ寄せ合い ただ歩く 絡まる指は 君のポケット
5
折り返し 呼び出す音に すぐに出る 電話はミドリ 軒下に立つ
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告白は いいけどそれって 返事いる? いまも一緒に 居るじゃないの
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朝起きて 挨拶がわりの ゲップと屁 年の夫婦にゃ それもまたよし
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休日は 正午のサイレン 鳴るんだと 聞けば毎日 鳴ってるという
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どうせなら さくらの花弁の 一枚も 運び寄越せよ 春風として
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驚きて 布団に座した 寝過ごした 外は長閑けし 鳥の囀り
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自身作 短歌ひっさげ あちこちの サイト投稿 流しのごとく
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キッチンに まな板の音 火着くガス 布団に届く 休日の朝
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電話でも 君の表情 分かるんだ 今日の瞼は 何故腫れてるの
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「ところでさぁ、あれなんだっけ」と さりげなく 喧嘩の後の
一声
(
いっせい
)
を待つ
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