Utakata
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桐山
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短歌初心者です。暖かい目で見守ってください。
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木曜日はココアがいいと胸に決め 手帳の予定白紙に戻し
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これまでとこれから先を区切るという あまりに素敵栞の生涯
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霜の朝燻る紫煙に身を預け ビルの谷間の青空仰ぐ
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とめどない言葉の波が激しくて 頭の中で僕が溺れた
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喫煙と先入観とそれだけは 百害あって一利はないと
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詩の中何度も我を殺せども 結局生を離せずここに
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荒れた手を泣いて握ったあの道を 忘れず失くさずいれるだろうか
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拙くも力を込めて歌えれば 気持ちは届くあなたに届く
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盤面に光る一手を探してる 棋士の瞳は空より澄んで
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朝焼けを背に整然と並ぶ鳩 そこに生への活力写り
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「寒いね」と両手でココア包み込み 何本目だろう見送る列車
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休日に君が焼いてる食パンの 匂いで起きる幸せ齧る
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先に立つ君の面影見失い 心の隙間北風吹いて
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一節の煌めく砂金掘り起こす 無数の本の砂漠の中から
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夢のあと背中に纏ういやな汗 シャワーで流し今日もここから
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しわ刻み枯れた肌寄せ呟いた 「しあわせだったよ」君の最期に
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叫ばずにいられず部屋を飛び出した 今を笑える日が来るだろうか
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一冊のおんなじ本を読んだという 記憶で僕ら繋がり合える
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来るのかも分からず待った流星群 見上げた夜の寒さは忘れず
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懐かしい和音吐き出す赤いギター レトロなロックに心弾けて
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明るさが見えぬ果てまで遠くなり 歯磨きすらもままならぬまま
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誰のため?センチな歌詞に濡れた頬 星降る空に流れた溜め息
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揺らぐ視界定まらないと手を伸ばす 四角い箱とコーヒーカップ
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ぎこちない手編みの帽子くれた冬 もつれた糸は解けたままで
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目が合っただけでトキメキ持てた頃 世界のすべては液晶の中に
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愛のない 言葉は耳に 届けども 愛ある気持ち なかなか気づかず
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パンケーキ 味も匂いも ビジュアルも 何より可愛い 名前がステキ
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二次会は 「楽しかった」の 延長で 「あと少しだけ」が 始まる時間
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シンプルが 好きだと君が 言ったから 無地を手にする 癖が抜けない
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絶望と 詩作の因果は 明らかで 紙一重だと 筆を走らせ
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