Utakata
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マンモス
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懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独
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矛先は落ちた米粒さえ吸えぬ五月蠅いだけの古い掃除機
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コンビニでパンとおにぎり釣り銭がお店の名前当たりの気分
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「まぁいいや」急の便意の勢いでマスク忘れてコンビニ入る
2
前髪を目掛けて息をふっと吐く憧れだった先輩の癖
1
半袖を更に捲って肩に掛け 掛けては落ちるなだらかな肩
2
晩飯後マンツーマンで遊ぶ夜はどちらか風邪で早く寝た時
3
添加物少しくらいは平気だよ 母への忖度すごいね君ら
2
この時期はどちらかいつも風邪をひく 五年日記は予言の書なの?
4
月涼し明日の荷物積みながら花火帰りの人を見送る
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小屋裏の小窓はすでに小さくて花火を観てる家族をみてる
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「諦める」自分の取るべき行動を明らかにするそれが「あきらめ」
1
筋トレや怒りぶつける類だと思えば重い荷物も上がる
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海パンの名札を外し準備する明日は祖父と川に行くって
5
Yogiboの新幹線は乗車タダ 出掛けない夏申し訳ない
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陰口を叩くのヤダと言いながら仲間と愚痴を溢してる隅
3
この曲はやる気の出ない朝にきくロックの神様ぶん殴ってよ
2
梨畑縦横無尽に飛び回る鳥除けかかし目を光らせて
3
黄昏の今の日本の立ち位置と重なって見え自前ワクチン
2
査察受け袋叩きで委縮して小さく見えるデカい看板
2
雷が鳴ってからではもう遅い雹の降る中鉢持ち逃げる
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このキャラが好きだと君が言ったから作った在庫日の目を見ずに
1
君だけのカード作れば「いらない」と「兄と同じがいい」と返され
4
ホース付け蛇口捻れば歓声が上がるエアコンなしの休日
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炎天下水掛け遊びはしゃぎ過ぎ
如雨露
(
じょうろ
)
の先が何処かへ消える
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捗
(
はかど
)
らぬこんな小さな空気入れ賽の河原のようなプールだ
7
モヤモヤも晴れたらいいと大きめの挨拶をする納品の朝
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あの頃の声にならない言葉たち夜の
静寂
(
しじま
)
の星屑となり
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ウクライナ危機で火薬を使うから三割増しの打ち上げ花火
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提灯が一直線に並ぶ街「祭」の文字が静かに揺れて
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あの夏の帽子は何処へいったのか スマホの中の君は応えず
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