マンモス
83
87
投稿数
3128

懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独

水筒に半分ほどの麦茶入れ終業式の朝は快晴
11
徒然の日々を繋いで線にして重ね描きする淡い自画像
6
タイマーが切れてエアコン付け直し同じ景色を毎晩見てる
8
お土産の北海道を食べる朝 酸味が強いハスカップジャム
9
トイザらス夏のカタログ読みふける「好き」の数だけ走る緊張
10
夏休み一足先に帰る子の国「戦争中?」と質問される
7
カマキリは生きてる虫を食らいまた古い自分の皮を脱ぎ捨て
7
この生は一度切りだと言い聞かせ生き切ってやる そしてくたばる
13
若者の自死のニュースは胸痛む「生きづらい世」と突き付けられて
5
月曜日言いたいことはあるけれど我慢の時間子ども行くまで
7
枝豆を横に並んで切り落とすジジ・パパ・マゴと蚊取り線香
12
四十四の舞台に立ちて汗拭う 前と後ろを見渡す節目
6
君たちと遊んだ日々を生成し屋根裏部屋に玩具を片す
7
気後れと踏み止まった憧れを思い起こせばまた戦える
5
追悼のダンスはやはりLOVEマシーン老いも若きも踊ってた、夏
4
静寂の勝手知ったる工場の電気を灯す社員より先
10
トットット三回跳んで車との距離感測りカラス振り向く
9
用意した足場使わず蟷螂が脱皮していた虫篭の縁
6
言霊は捕まえきれず漂ってすり抜けていく一握の砂
7
逃げていく月追いかけて夜が明ける 誰かの歌がやたらと刺さる
8
近頃は短歌ブームと言われおり 今日はたまたまサラダ記念日
7
彩りを一筆書きで添えるよな歌を作ろう梅雨雲の空
8
クワガタに指を挟まれ子は泣いて強く儚い生き物を知る
16
夕立で打ちひしがれた苗起こし支柱に添える快晴の朝
8
四年ぶり義父母逞し車中泊 北の大地をイージーライダー
9
強風で押し倒された唐黍を起こしてはもぐ まだ白き実を
5
食べれるよおかずなしでも 隠密にご飯の上に焼き肉のタレ
4
友達に分けてもらったクワガタと勇んで帰る夏の少年
9
夏風邪が長引いており声変わり くしゃみの声が悲鳴のようで
5
足並みを揃えて上がる食品と電気水道 身構える夏
9