Utakata
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甲糸寿
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3
は猛暑の秋四季という名のムービーは続く
10
秋祭跳ね
上
(
あ
)
ぐ神輿と
法被衆
(
はっぴしゅう
)
茶沢
(
ちゃざわ
)
通りはもう秋なのさ
14
潮目見るみたいに四季の移ろいを察し得て鬱は大人の
嗜
(
たしな
)
み
11
湖心へと漕ぐ君越しに空
見上
(
みあ
)
ぐツバメたちは南へ旅立つ
13
平坦な人生ゲームに稀に出る小さなバグよ青い春とは
13
荒れすぎの唇離れし
言
(
こと
)
は君のピアス穴にぴったり収まる
8
白目剥き心の底より叫び歌ふメガネボーイは言はばひぐらし
9
朝月夜
夢中夢
(
むちゅうむ
)
覚めし東よりかすかに薫る明日のけぶり
9
納豆はかき混ぜないし笑うツボが同じ僕らを死が別つまで
11
藍甕に咲く華は尚色は匂へど青き泡さえ散り散りとなむ
11
金木犀青き枝葉で染めにけり
銀鼠
(
ぎんねず
)
の色絹艶めかし
13
絡まった靴紐解いてくれた君つむじの渦に巻き込まれて恋
22
T
シャツを裏返しに干す青空に棚引く雲の汚れなき白さよ
16
水母
(
くらげ
)
がむすんではひらく
海坂
(
うなさか
)
のふたりきりの夏は終はりに
13
鍋蓋を盾にし作るミートソース
石礫
(
いしつぶて
)
浴び痕残る腕
12
君が好き来世へ託す恋心儚く消えるわたしは人魚
12
ひさかたの
雨鼓
(
あまつづみ
)
聞くも
雲居路
(
くもいじ
)
を君とふたりで歩調合わせむ
13
ほんとうのさいわいはなんだろう銀河鉄道乗換案内
13
遠花火君が育てた
T
シャツに穴あきジーンズよく似合っている
14
十八時祭囃子は鳴り響き 夏の終わりの始まりを告ぐ
18
雨籠り君持て余しチューハイの琉球
玻璃
(
はり
)
の物寂しき色
13
わたしまだ昨日を生きていたくって帰れないふたり月は消えゆく
13
寂しくて君のうちまでペダル漕ぐ一方その頃海王星では
9
愛情=僕の体重
×二人の体温
×気候変動 熱量を保存
7
光の紗は緑葉の屋根をつたいゆく猫は小走りに暗渠を進む
12
雷鳴のリズムをベースにライムする雨音と蝉のMCバトル
10
始発まで夜通し騒いで撮ってみたプリクラ全員青白い顔
13
体重が乗っていない言葉を自由帳の余白に殴り書く
11
立秋や炎夏の午后は中華屋で炒飯食らう君に見惚れる
14
みうらじゅん いとうせいこう もたいまさこ ぐっとくるひと めがねとひらがな
10
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