Utakata
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落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて
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ネットから 離れてみれば 蜘蛛の巣を 逃れた虫の 気持ちがわかる
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仕事なく 朝から何も 予定なく 元気な体 うずうずするぜ
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この辺を 歩き回れば ひょっとして 埋蔵金か 誰かと出会い
2
今日もまた 青より青し 空の下 外に出ようか 散歩もそぞろ
2
愛のない 家庭に育つ 子供らは 子供のままで 成長できず
3
母親が 愛することを しなければ 子供は愛に 飢えて留まる
1
父親は 幼い子らが 成人し 出て行くまでは 愛せないまま
2
虚しさに 堪えられないと 憂さ晴らし するしか人は 思いつかない
1
人間は 悲しい心 埋めるため 何かで時を 埋めるしかなく
2
白鷺は 虚ろな目をして 何を見る 寒い冬越し 春はそこまで
1
白鷺が いつもあの溝 あの川に 住んでいるのが 今や有名
1
春が来て また冬が来て 風が吹く 散歩に行くか すぐまた戻る
2
散歩中 一粒の雨 目に入る 手術の傷が 治らないのに
3
強い風 追いかけられる 夢を見た 不安なんだな 退職したら
2
罪という 病が覆う この世では ワクチンさえも ままならぬまま
2
病院が 人の心の 病まで 直す能力が あるのだろうか
1
現実の 悲惨な姿 認めれば 処置を施し 病を癒す
1
ただ生きて 機械のように 働いて 廃れ壊れて ただ死ぬなんて
3
人生は 他人と関り 交わりて 愛を感じて 涙するもの
3
助けてと 会話の狭間 聴こえたら 無視はできない 愚かな男
3
衰えた 体と心 眼には 他人の苦難も ぼやけてしまう
3
罪深き 闇の世界に 首を入れ 眺めてみれば 泥をかぶりて
1
たこ焼きが 真実語る ようにする 他人の家庭の 闇を焦がして
2
チュンチュンと 5階の窓の すぐ横の 穴から聞こえ 春よそこまで
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始まれば 終わりがありて 永遠に 生きられるよう 備えはまだか
1
人として 赤子に生まれ 成長し 歳を重ねて もう終わりかな
2
ツグミかな 山に畑に 飛び回る 春の陽気を 察するように
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青空に つんざくような 梅の花 冬を叱りて 春の到来
3
どこにでも 昼の最中に 散歩する 老人たちの 足音弱く
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山河あり 人の姿は 移ろえど 春夏秋冬 留まり知らず
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