落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて

永遠は エントロピーが 変らない 時間も消える 普通の世界
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誰にでも 一度はあるさ 永遠の 世界があると 感じる時が
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生きること 暗い思いで いるよりも 明るくなれよ 人生一度
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生き甲斐が ころころ変わる 仕方なし 飽き性なのか 変態なのか
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地下室で 一日いれば 仕事でも おかしくなりぬ 俺はモグラか
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アレルギー ティッシュの山が 連なりて 使い過ぎだと 妻がお怒り
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機械人 利己心だけで 動作する ロボットだらけ この世は地獄
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会社にて 川柳応募 落選し がっくりしたよ 隠れた自信
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怖くって 退職する日 漫然と 送って来たね サラリーマンよ
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定年で 退職する日 近づけば なにかそわそわ 死を待つ気分
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春ですね 3月3日 ひな祭り 一足早く 飾りましょうか
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変ですね 変な人ほど 魅力あり 個性というか 刺激的っす
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まともだと 一人今まで 思ってた 他人から見れば 私は変よ
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心無い 機械のような 人ばかり 企業が求む 賢い社畜
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利潤産む 装置のような 企業には 愛はがらくた 金こそすべて
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負け惜しみ そう聞こえたら 仕方ない お金はいらん 金持ち嫌い
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お互いの 小さな違い 見つけても 騒ぐじゃないよ それが正常
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お互いに 似ているようだ 時として 何億人の 人々がいる
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人がいて 己を感じ 生きてみる それで何かが 得られるように
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惨めだな 認めてくれと 言い続け 愛してくれと 叫ぶ有様
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存在を 認められたい 衝動に 人はどうして 襲われるのか
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春になり 蛙が鳴けば ここにいる ここにいますと 必死にわめく
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幸せを 感じればなお いつの日か 失われると 恐れ慄く
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喜べば 喜ぶほどに 悲しみが 増えてゆくから 喜べないな
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悲しみを 認めようとは しないもの 弱い者だと 思われぬよう
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愛してよ すべてのものが 訴える 気で触れたか 悲しみの歌
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君はもう 記憶の彼方 過ぎ去れば 幻として 脳裏に刻む
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過去は過ぎ 明日は未だに 来ないまま 今はざらりと 感触残す
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一人では 大したことは ないけれど 集まるだけで 心が燃える
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一人では 生きていけない ことを知り 友を求めて 集まることに
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