Utakata
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九梨詩
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うららかな春の朝日の祝福を致死量浴びた死体の目覚め
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ゆめ、きぼう、みらい、きらきらたくさんで紡がれた輪が首を待ってる
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脱毛をしよう夏服見に行こうそれで前見て歩けるならば
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お互いに気遣いあって大皿に出汁巻きひと切れのみすぼらしさ
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網膜に寝れない罰が焼き付いてよく知る比率した自傷癖
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蒼白い光くらいで狂うならその程度だろ朝とか夜とか
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満たされて今が良き日であるほどに 怒りが錆びてバカになってく
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賛成の星のまたたき五割以下、よって就寝否決となります
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魂が昇る準備が呆けらしい。慎重な祖母らしいっちゃ、らしい
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眠りすら薬頼りの情けない私が代わってやるから、おやすみ
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「親の顔より見た」の数増えゆけど減ることはなし更地見つめて
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この町がすきだ、不便で地味だけどのんきな顔で猫が落ちてる
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僕があと少しばかりか物分かり悪い性分なら救えてた
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ミミズでもオケラでもアメンボだって友達選ぶ権利くらいある
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うららかな春にさそわれ擦りむいた膝が覚えている
故郷
(
そだった地
)
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割れ鍋でごめんね注いでくれるのに底の滴りほども泣けずに
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無いより良い、明日も人でいたいから。朝晩食後寝る前、四錠。
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