Utakata
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こま
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のほほんと生きています。
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夕暮れの風のり泳ぐクジラ雲 向かう先には
野分
(
のわき
)
の姿
19
雷鳴が響く空から目を背け 急ぎ歩く雨傘の群れ
18
さらさらと揺らめく笹の囁きに 耳を澄ませて夜空を見上げ
10
短冊に願いを込める少年よ あどけない文字の壮大な夢
15
艶々と紫に染まる夏ナスが 畑に輝くアジメストのよう
15
鮮やかな夏を彩るチューペット パキンと折って君と食べたい
12
夜半過ぎ寒さを感じて目を開く 扉開くと灼熱の廊下
13
汗光る子どもの額をそっと拭く タオルの下の太陽の笑み
17
パラパラと優しく響く雨音に 耳を澄ませてコーヒー啜る
13
窓叩く土砂降りの雨が去った後 雲の狭間に青の道でき
16
夕刻
(
ゆうこく
)
の
薄暗闇
(
うすくらやみ
)
の空低く 流れる雲が運ぶ雨の
香
(
か
)
17
チクチクと燃える陽射しを避けた先 木漏れ日の中 優しい風ふく
12
愛を込め 美しい歌 紡ぐ人 彼女だけの言葉の花束 /スーパーフライさんのテレビ番組より
7
美しき四季の訪れ身をまかし 心のままに ことばで遊ぶ
13
網戸からサラリと吹き込むそよ風が 揺らす風鈴 夏のささやき
11
晴れ渡る空に伸ばした腕の先 雨をふくんだ水無月の雲
16
楽譜ないメロディ奏でる雨の曲 空を見上げて奏者を探す
14
雨音に耳を傾け夜がふける 畳に寝そべり猫を撫でつつ
12
じんわりと雨降る前の湿り気を 振り払うように髪を束ねる
14
クルクルと風を生み出す扇風機 暑さ漂う夜のオアシス
11
さらさらと水が流れる用水路 夏の日差しに響くガマの
音
(
ね
)
11
ごめんなと
囁
(
ささや
)
く声が消えていく 夕暮れの空に響く雑踏
11
夕暮れの影の尾を引く百日紅 紅い蕾に感じる夏の
香
(
か
)
16
悔しさで涙を流す幼子の 結ぶ口元そっと撫でる
14
旅終わり余韻に浸り夜過ぎて 次の旅路に想いを馳せる
12
この言葉 口に出していいものか? 悩む間に人は過ぎ去り
12
夢を見た幼い心は過ぎ去りて ビル空の下で夢を夢見て
14
大好きな恐竜シールと服まとい 微笑み眠る小さき棺
11
どこでもドア あったらどこへ行こうかな そんな会話と君が愛しい
12
幼い日 父の背中で 隠れ見た 紅い満月 目が離せず
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