Utakata
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supermoon
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こころの蒸留所。時々の思いを記録していきます 初心者なのでどうぞお手柔らかに
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めんどくさい言葉を投げるわたしごと 包んでくれるあなたと果てたい
10
エデンの園で生まれ育った寵児なの 故郷を放たれてこそ艶めく
10
寂寥の夜を泳いで着いた離島で 朝を迎える白い繭の中
12
「愛してる」言葉がなくてもわかってた わたしの怠惰で失ったことも
11
浮き沈むこの質量が憎くても それを愛してくれた人のため
7
失ったあの人の影すら覆うくらい 輝けるわたしになろうネ
14
生き続けたら悲しいので一度死んで まっさらなわたしなら愛せるのかと
6
こんな日にわたしより空が泣くなんて 寄り添ってくれと頼んでないのに
11
この
地球
(
ほし
)
が見捨ててくれないから死のう 誰もわたしを覚えていないで
6
生き続ける孤独の味に飽きたから人間に生まれてきました
13
ひとつだけ持っていくならなにがいい? 寂しさを持って無人の島へ
7
一束の愛を飾って眺めてる 揺蕩うだけの浮草のわたしが
10
いつかすべて手放すのに欲張ってしがみつくから念で霞む空
7
ガラス瓶 そそいだ水が溢れたら 好きなものから嫌いになるから
8
あの人の声が焼きつく貝殻は鮮烈すぎるほどの虹色
9
抱きしめて静かに抑えていく想い 涙の雨で残り火も消そう
12
持っているだけ窮屈なこのからだを愛するために見つめる鏡
6
みえすいた別れの予感は食べつくし 離れることなく朽ちていきたい
3
こわいから逃げているのではないのです逃げている自分がこわいのです
9
こころの皺のひとつひとつに宿してる いつかのわたしの魂の
破片
(
かけら
)
6
ひらかれた言葉も顔も真実だけどなによりも嘘に近しい感覚
7
有終の美が音を立てて崩れても 君の創る未来はまぶしい
6
お好み焼きになりたいときは言いますから勝手に混ぜたりしないでちょうだい
5
季節外れの雪の歓びを知る人の思いの熱さで打ち上がる花火
5
うなされて夢から覚めた泣き顔にお似合いの朝 紅茶も切らして
9
愛だの恋だの騙っても朝には忘れるわ ツンと刺さった香り以外は
6
美しいから誰とも群れなくなりました どうせ咲いても枯れゆく楽園
5
病みあがり何食わぬ顔で着飾るわ戦う女の
10
センチヒール
5
人は人どうこうしたって絡まるし炒めれば結構旨かったりする
7
一縷のなみだ縋りつくのは華奢な背中 それでも君は狂っていないから
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