ホワイトアスパラ
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こちらでは短歌、自由律、くだらないことをつぶやいてます。仲良くしてやってくださーい。

段ボール詰めた思い出ほどいたら新しい日々が始まる予感
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この街で新しい風に吹かれる過去の殻を脱ぎ捨てる時
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さよならと言えずに過ぎる町並みは遠ざかるほどに愛しくなる
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ことばってときにだれかのこころをあたためるひかりになるのかも
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ささやかな希望を歌に込めました春の息吹のように優しく
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流れゆく人波に乗り漂えばふと我に返る違和感の棘
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感情の起伏が少ない人がいるそれを羨む自分を見てる
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感情のない人なんていないのに羨んでしまう無表情の顔
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消しゴムで記憶を消せたらいいのにと願う夜空に星は流れる
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カフェラテの泡が消えてく時間だけ過ぎていくのをただ見つめてる
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幻想は踊る蜃気楼 掴めない泡沫の夢と知りながら笑う
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ほかほかと湯気立つおにぎり母の味 なつかしいなあまた食べたいなぁ
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光るだけ光って消える稲妻よ わたしの心もそうでありたい
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編みかけのセーターそっと抱きしめて祖母のぬくもり今も残るよう
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バファリンに頼る弱さもあるけれどそれもまた私の生き方と知る
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人生の句読点みつめ思うこと、まだ書き足りぬ物語がある
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句読点付けて終わりの人生と知りつつ今日も珈琲を飲む。
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氷河溶けフィヨルドに注ぐ水の音 どこかで聞いたせつないメロディ
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イヤホンの音量上げて誓う朝だれかの言葉に負けないように
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あの頃は遠くに見えた青い空  今は窓辺に狭く切り取る
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ゆふやけに染まる街並み見慣れてるはずの景色が今日は違う顔
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君といる世界はいつもまぶしくて永遠に夏が続くみたいだ
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恨みっこ無しねと君が言ったから最初はグーであとは任せた
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青空を掴もうとして知る怖さジャングルジムのてっぺんの風
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春の陽に背中を押されさよならを告げた私にもう迷いはない
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あの頃の自分にさよなら告げようと覚悟を決めた春の日の午後
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花束は時の流れを閉じ込めて夕暮れの空にそっと咲き誇る
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静かに日々を彩る花束をそっと抱きしめ愛おしさ知る
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頬染めて夕日に溶ける花束よ明日はきっと、違う花束
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打ち寄せる白き波間に溶けるのはさみしさと名付けた淡い夢
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