Utakata
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遠くから 汽笛を聞いて 歌のまま いい事なくて この街去るか
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どうなるか あなたの旅は 果てしなく わたしはそっと 指輪を置いた
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吹く風に 髪も流され 心をも ふと目を閉じる 心変わりに
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携帯の メールではなく 手書きでの 節目に寄こす 葉書嬉しく
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好きだけど 逃げないでよね わたし今 あなたの親と 喧嘩するから
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凛として 雪より映える 寒椿 紅ひく君に 想い重ねる
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寒空に 冬支度終え たまにわと 酒酌み交わす 無口な兄と
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辞めろよと 振りきってまで なぜ君は 悲しいドアを 開けようとする
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今更と あなたの手紙 読みたくも 封も開けずに 窓の雨見る
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薄紅も ゆれる柳と 秋風に あなた想わば 濃くなりにけり
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乾杯も 夜景を見ても 一人では スマホを見ても もう来ないのに
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再会の 紅ひく君の 横顔に 失くしたんだね 大切なもの
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放課後に ふざけあってた 校庭も 車から見て 懐かしくなり
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つなぐ手に 君の指先 震えてて 分かっていたよ オレではないと
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好きだよと 酒飲みながら 言ったけど どうしているか 酔いしれてるか
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水ぎわで 靴脱ぎ捨てて 笑っても 終わりにしよう 君の背中が
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夢語る 空見上げては 胸熱く ふと君見れば 涙の訳が
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ふと通る 国道沿いの 防波堤 終わったんだと 唇を噛む
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川の瀬に 我が身写りて 過去思う 儚き夢は 流れゆくもの
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化野に 風は吹かねど 北山は 月に近しと 剣冴え渡る
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外灯の 下で歩を止め うつむいて 言葉失い 僕を見ぬ君
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壁ドンも バレンタインも 告白も 三年分の この廊下には
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南方に 散る山桜 その一重 幾年過ぎて 我が身染み入る
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ままならぬ 世は儚くも うつし世に 苦しむ我は もとより無き身
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風が吹く 野にたたずみて 空を見る 最後の君は ちがう香りが
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闇をゆく 光りの風も 無き道を 君振り切りて 坂を見据える
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昼酒に したたかに酔う 秋空に 遠い日の君 怒るみたいで
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好きなのに それでもだめで 苦しくて まるでピエロで タバコ踏み消す
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わかれても 毎年とどく ラブレター 元気でいてね わたしはひとり
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嫌いだと 告げる目もとは 熱おびて うつむく僕に 涙つたわる
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