巻葉みどり
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midorimakibaで見ていただけたらうれしいです。よろしくお願いします

梅雨時の濃さ増す緑の壺庭やそこにいたのかまいまいつぶり
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イランイランの香るボディミルクには秘密の匂いが混じる気がする
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お祭りに出かける子らありSAPIXに向かう子もあり七月七日
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アベリアという花らしいGoogleで写真を撮れば見つかるけれど
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バスタブに浸からないなんて人生の二割は損していると思うよ
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瞳孔を開く目薬二十分で世界の半分ぼやけ始める
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マンションの間取り図ベッドは二台なのになんでデスクはひとつなんだろ
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マイケルの睡眠障害の記事読みながらトリアゾラムを噛み砕いている
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「四駆八苦」と書いたシールを「Jim兄」に貼った宮崎から来た車
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わだかまる胸の中には黒々と憎しみに似た何かが澱む
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新品のバスマット敷く二千円で幸せ早く買えばよかった
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皐月晦日爽やかに吹く嵐去り水無月嵐に足止めとなる
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台風でずいぶんひどく降っていた雨は止んだか通り過ぎたか
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晴れ上がり夏日になるとの予報あり長袖シャツを腕まくりする
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展示さるる茶器を納めし桐箱を指差し幼な子「プレゼント」と云ふ
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満々と水をたたえた四万十の沈下橋潜り屋根舟がゆく
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月は今満ちてゆくのか欠けるのか中途半端な自分にも似て
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最終の新幹線を見送って濃い闇広がる小田原の夜
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新しさを拒む気持ちがひとつずつ上乗せしてゆく私の歳を
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いつもならなんてことない夜なのに独りでいるのが耐えられなくて
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羨んでいいから人の真似したりないもの欲しがったりはやめよう
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掌で包む伊予柑ずっしりと持ち重りして食べきれないほど
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お弁当を食べたら今日の一日の業務が終わるそんな気がして
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眠れない夜の底へと堕ちてゆく息苦しくて生き苦しくて
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夕暮れに甘えた声で鳴く鴉待つもののありねぐらへ帰るか
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風は今並木の梢を揺らしては青い空へと吸い込まれてゆく
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良さそうで変な日本語「ポイントは 大きく二つ」「大きな」「点」とは
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午後六時孤独のグルメの五郎さんの相伴に預かり夕飯を食む
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三連休なぜだかやたらにお腹すく健康なのだと信じたいよね
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夜明け前の染め抜いたような藍色の空は裾から白みはじめる
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