田中紫
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投稿数
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混ぜ込んだ オーレオリン色澄ましバター 濁った僕じゃわからないけど
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反射する、私の瞳が綺麗だと  醜く眩しくあの満月
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幽霊はこの世にいないよ、そこの僕。 おじさんどうして ぼくがみえるの?
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打ち抜いた。街の彩度が高すぎて、 太陽のことを静かにそっと。
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目を瞑り、意識はあるけど記憶がない それを探して満員電車
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警察だ銃を下ろして手を挙げろ  あなたは私を 愛してくれる?
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「飲み込んだ言葉ばかりで悔やんでた」 あなたに伝えたことも悔やむ
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息を呑み 星になれない僕たちの さいごのねがいを あの白鳥
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わたしたち こえからさいしょに なくなるの。 叫んで、今ここで好きだって、ね?
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あと少しもうあと少しで射抜かれる 私の心は障子みたい
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十七歳ケーキも綺麗に切れるんです。じゃあなぜこの子は親を殺した?
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出来るだけ短い言葉で目の前の あなたを閉じ込められたらな
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昨日あいつが逮捕されたらしい  笑顔を量産したからさ
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夏風邪に倒れるようなこの僕は 恋を伝える声すらないわ笑
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あの日この指に蝶々が止まったから この街は戦争を始めた
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本日の左脳を抉った告白は ピースオブケイクって言っとくよ
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いろはすと同じ温度の微温湯と沈みあう あなたのことはそれほど
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この日常もいつかの春に青くなるからきっと僕らは半透明
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現実も全部茶番ならいいのにね そしたら僕らは恋に落ちるの?
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花粉かな笑  潤んだあなたと金木犀もう切ないとか言わせない
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さよならも エモくしたがる 私たち 二人 病名は恋だった?
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呪いじゃない 君に伝えた 死にたいも 愛を知ったから 焚べた燈
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