みきまる
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東京都に住んでいます。よろしくお願いします。

とりでなき 打ったつもりが とりでなき あらすじを変え 歴史絵巻に
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思ひ文 つづれど届けるつてもなく せめて見つめる 同じ夜の月
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ご無事でと 見送る背中 けし粒に ただ恋しくて 目をこらしつつ
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後朝きぬぎぬの 別れをつづり とりみだす みずから書きしこひものがたり
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かろやかに 耳をくすぐる その寝息 ずっと聞き惚れ あきることなく
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かたかなを つかわず書きし 恋ばなし 言葉おさへて 思ひ焦がれる
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カタカナを 抜いて小説 書いてみる 窓帷カーテン くちづけ 食卓布テーブルクロス
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あれ食べたい これも食べたい はいどうぞ いつでも送る 何度も送る
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若き日々 ともに過ごした 古き友 異国で闘病 さぞつらかろう
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淡い花 あいまにのぞく 澄んだ空 浮世にもまだ 見るものはある
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一歩引く ときにはそれも たいせつな 負けとことなる 明日への勇気
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楽しかろう だが作りすぎ 松の内すぎても恒例 おせちを食す
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飾らずに のんびりペースで 歩みたい いつかどちらか 先立つ日まで
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くれないの すだれのごとく 熟成を 待った干し柿 現在いまは買うもの
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転ばぬよう 移動はだめと くぎ刺され まだ歩けると 涙ぐむ老母はは
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虫がよい つらいときだけ 神仏かみほとけ それでもやはり つい手を合わせ
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気にかけよ うしなう前に すこやかさ 涙で返らぬ 金でも買えぬ
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かぶりつき くれない果汁しる 袖で拭く 冷えた西瓜が 好きだったひと
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終電に 間に合ったよと メッセージ 顔を見るまで 気が気ではなく
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晴れ空に ひとひらでいいと 願ったが 鈍色にびいろの空 花びらが満つ
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日々のこと 驚きすぎて いまさらに 四月ばかには ネタも浮かばぬ
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咲きいそぎ 去年ならもう 花筏はないかだ せめてひとひら 今年はまだか
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日のひかり 澄みきった水 そよぐ風 おくれて気づく そのありがたみ
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千葉県の 名産品で なんだっけ 名前が出ない それ落花生
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なんでだろ 血圧注意で 首かしげ 梅干しおにぎり 塩まぶす母
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おなかがグゥ 見よう見まねで ルーを溶き 具のないカレー 遠き日の味
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ありふれた 普通の日々が 引きちぎれ あの日からもう 13とおあまりみつ
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東雲しののめに カタンと響く朝刊で 余韻なきまま 闇は儚く
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木漏れ日に まどろみかけて ふと気づく 寒さほどけて 春は窓まで
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幾度いくどでも ついふりむいて たしかめる そこにいるのが ただ安心で
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