Utakata
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みきまる
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東京都に住んでいます。よろしくお願いします。
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逢いたくて ただひたすらに 恋しくて 無事でふたたび ここで逢えたら
11
古
(
いにしへ
)
の 徒歩のみちのり いかにして 「すまほ」なき世に
思ひ
(
おもい
)
とどけん
11
鳥
(
とり
)
でなき 打ったつもりが
砦
(
とりで
)
なき あらすじを変え 歴史絵巻に
8
思ひ文 つづれど届けるつてもなく せめて見つめる 同じ夜の月
12
ご無事でと 見送る背中 けし粒に ただ恋しくて 目をこらしつつ
9
後朝
(
きぬぎぬ
)
の 別れをつづり とりみだす みずから書きし
恋
(
こひ
)
ものがたり
7
かろやかに 耳をくすぐる その寝息 ずっと聞き惚れ あきることなく
8
かたかなを つかわず書きし 恋ばなし 言葉おさへて 思ひ焦がれる
8
カタカナを 抜いて小説 書いてみる
窓帷
(
カーテン
)
くちづけ
食卓布
(
テーブルクロス
)
10
あれ食べたい これも食べたい はいどうぞ いつでも送る 何度も送る
8
若き日々 ともに過ごした 古き友 異国で闘病 さぞつらかろう
8
淡い花 あいまにのぞく 澄んだ空 浮世にもまだ 見るものはある
10
一歩引く ときにはそれも たいせつな 負けとことなる 明日への勇気
9
楽しかろう だが作りすぎ 松の内すぎても恒例 おせちを食す
8
飾らずに のんびりペースで 歩みたい いつかどちらか 先立つ日まで
10
紅
(
くれない
)
の すだれのごとく 熟成を 待った干し柿
現在
(
いま
)
は買うもの
10
転ばぬよう 移動はだめと くぎ刺され まだ歩けると 涙ぐむ
老母
(
はは
)
12
虫がよい つらいときだけ
神仏
(
かみほとけ
)
それでもやはり つい手を合わせ
12
気にかけよ うしなう前に すこやかさ 涙で返らぬ 金でも買えぬ
8
かぶりつき
紅
(
くれない
)
の
果汁
(
しる
)
袖で拭く 冷えた西瓜が 好きだったひと
8
終電に 間に合ったよと メッセージ 顔を見るまで 気が気ではなく
9
晴れ空に ひとひらでいいと 願ったが
鈍色
(
にびいろ
)
の空 花びらが満つ
9
日々のこと 驚きすぎて いまさらに 四月ばかには ネタも浮かばぬ
7
咲きいそぎ 去年ならもう
花筏
(
はないかだ
)
せめてひとひら 今年はまだか
8
日のひかり 澄みきった水 そよぐ風 おくれて気づく そのありがたみ
6
千葉県の 名産品で なんだっけ 名前が出ない それ落花生
3
なんでだろ 血圧注意で 首かしげ 梅干しおにぎり 塩まぶす母
8
おなかがグゥ 見よう見まねで ルーを溶き 具のないカレー 遠き日の味
7
ありふれた 普通の日々が 引きちぎれ あの日からもう
13
年
(
とおあまりみつ
)
9
東雲
(
しののめ
)
に カタンと響く朝刊で 余韻なきまま 闇は儚く
6
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