Utakata
登録
Login
サイトのご案内
チョコレートミントアイスクリーム
フォロー
15
フォロワー
33
投稿数
692
わからないなりにやっております。
« 最初
‹ 前
…
19
20
21
22
23
24
次 ›
最後 »
隙間風わたしのこころを凍らせる だからこたつはやめられません
3
みどり
児
(
ご
)
はなにもしらないまま眠りについたきみの枕元に愛
5
きらいだと言葉を口に出す前に飲み込むことを生きると呼んだ
6
バーチャルに今も生きてるあなたとは八番出口で会える気がする
9
かなうなら着のみ着のまま雲にのりとんでゆきたいつばめのように
4
きみという薬を
過剰摂取
(
オーバードーズ
)
してせーのでいっしょに
呼吸
(
いき
)
をやめたい
5
夜明け前 光あれかしその時にあなたの舞台の天幕が開く/推しに寄す
3
こんばんは 私はこういうものですが、今からチキンを焼くところです。
4
メンチカツ 味しみおでんとハイボール 今日の胃腸の中身はこれです
4
すばらしき異才や知恵者になれねどもわたしはわたしがまあまあ好きだ
10
愛のため猫は真綿にくるまれてやさしい布団の真ん中で寝る
8
カントリーロードはとうに舗装され愛しのあの子の歌は聴こえず
5
これからは愛だけのために生きるのでねこを抱きしめたくさん寝ます
13
かいがらを透明な水がさらってゆく砂に埋もれてそれからまたね/熱海
7
五七五七七全部「あ」で埋めていいよあなたの言葉なのなら
4
流体となりゆく文字のひとつぶの銀色の砂がことばになった
6
パインアメわかっていつつ吹いてみる愚かしさごと愛してほしい
8
くだものをすみにあつめて寄せてゆくきみのとなりで洋梨を剥く
6
夏空のもゆる江ノ島電鉄と赤い水面とスパイスカレー
4
思い出のたからものばこに入れたのでお手紙いつか読んでください/ブルースカイに寄す
3
染色体ひとつちがえばあわれみをむけられるだけの透明な性
4
ひととせの春の記憶をクッキーの箱に詰めたらとわのさよなら/青春
4
もういない温玉旨辛ラーメンがわたしの脳に息づいている
5
来年も冬に熱海へまいります 夏のつらさを忘れるために
7
こんにちはプロフ見てねというのならお前の誠意と中身を見せろ
4
短歌とはいづれのかたちももたぬまま うまれたばかりの真珠のやうで
6
僕たちは言葉を借りて生きている 消費せずにはいられないのに
7
君が死ぬ夢を見たんだ ちょうど今日きっかりこれで百一回目
4
まどぎわの水の滴る透明な壁越しにみる桜の梢
6
午前二時 止まぬことばの流星とダンスを踊り続けていたい
5
« 最初
‹ 前
…
19
20
21
22
23
24
次 ›
最後 »