Utakata
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Mum
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欲しいものリストの最高優先度 貴方が私を思い出す時間
11
通知見て にやけて 一旦スマホ閉じ 噛み締めてから また通知見る
12
善悪と云う後付けに従うは 脳死ではなく合理的ゆえ
5
理解られてたまるか わたしの苦しみを お前もお前もお前も他人
10
君のその 少し上向きの睫毛を 撫でるくらいに 優しく触れたい
6
隔週の いつもと同じ 処方箋 私以外は 変わってゆくのに
9
A
と
T
、
G
と
C
のどれにも成れない 歪んだ愛の 螺旋構造
6
身を削り 君の命に まぶしても、隠し味にも 満たないけれど、
11
人の気持ちは言葉で表しきれない その空白を どう受け止めれば
6
朝朗け 君の寝息と 僕の部屋 今だけ この世界に二人きり
6
入力値:貴方と私の関係性 出力結果:
undefined
(
定義されていません。
)
8
貸した本の感想 丁寧にありがとう 剽窃により落第ですが
6
今日こそは 貴方の元へ いきたくて 鬼の居ぬ間に バケツを蹴った
5
「何もしない」をするために空けておいた日に 君に呼ばれて爆速メイク
9
いつもより少し高いヒールを履いて はにかみながら「目線が近いね」
7
手を洗う水道水の冷たさに師走を感じる夜七時半
8
吐く息が煙のようにたなびくから 禁煙できるかもしれないな
6
「僕なんて」そう云う君を 好きになる 私はきっと センスがないよ
6
電話越し キーボードを打つ 音にさえ 不安、愛おしさ、かき乱される
5
端の席 奥側のソファ 歩道側 たまには私に 譲らさせてよ
5
いつも聞く 芝居がかった 口癖に 飽きがきたので 夏はおしまい
8
おろしたて ひらひらフリル 身に纏い 私の心に おめかしをする
10
隙間から 冷たい光 さす朝に あと五分だけ 温いまどろみ
8
ハロウィンが 終わった途端 クリスマス 何年生きても 慣れない早さ
6
床暖房 まだいらないと 君は云う 凍てつく床と 冬の訪れ
4
幸福
(
しあわせ
)
が あればあるほど 飽和して いつのまにやら 感覚麻痺だ
6
ぽっと出の あなたに何が わかるのよ 私でさえも わからないのに
4
紙を撫で
頁
(
ページ
)
をめくり 恋をした 本の中でも 息ができれば
6
雑貨屋で 君が欲しいと 言っていた あのキーホルダー まだ棚の中
4
「かわいい」に 深い意味など 無いはずで それでも淡い 期待が燃ゆる
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