Utakata
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ようじ
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初めまして、「永遠のビジター:投史朗」こと「ようじ」です。宜しくお願い申し上げます。
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寝待月 光吸ひ込む 薄雲の 浮かぶ暗闇 虫の音響く
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抱き枕 一個じゃ足りず 二つ買い 眠りし吾の 夜は長けれ
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草の海 走る銀輪 勇ましく 台風過ぎし 空は清やか
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台風去り 輝く朝日 トンボ舞う 風のゆらぎに 影ひるがへす
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胡瓜馬 茄子牛置きて 玄関の 彼岸は父を 迎ふるところ
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台風の 去りて朝日の 輝きて いたるところに 残る爪跡
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台風が 塵吹き去りて オリオンの 煌めき澄める 平坦の頃
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モンステラ 部屋の片隅 いつもゐて 君はとこしへ 家族見つむる
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九Bにて 殴り書きたる 草稿の 三十一文字に なりて嬉しき
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富士山を 望む崖線 上に建ち 彼岸花咲く 旧小坂家別邸
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台風前 多摩川・野川 出逢う瀬に ケータリングの 上りはためく
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リカバリーティーシャツ着て寝たりけり良くなりし身の気持ち何とか
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待ち合わせ 走り寄りたる 改札の 君と出逢へる 台風前日
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庭を観て 廊下に二人 座りおり 咳込む君の 背中撫でたし
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地図指して人差し指の長き爪優しく包む導きの声
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いいオヤジ ちいかわ映画 一人観る 涙の乾く エンドロールよ
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崖線を 歩く二人に 雨が降る 白彼岸花 初見のあなた
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Toiletには 何度も起きる 深き夜に 足元照らす 小さき灯火
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死すべき身 思えば胸に 影さすも 今は、はしゃぎて 光を抱きぬ
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幼き日 父の背に乗り 遊泳す あの夏の日の 父は帰らず
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寝ぐせの子 指揮棒握る 体育館 オーケストラの 響く夏の日
9
朝顔を 一輪残し 立ち去れば 秋風そよぐ 道を行く吾
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曼珠沙華と彼岸花は同じ花呼び名違えど秋一つ花
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ドゥージェンは 台風25号です 中国語では 「躑躅」の事とか
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天津風 台風進路 吹き変えよ 貴女の姿 一目まつらん
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「何食べる?」よりも「誰と」と言いし君その言葉今も胸に残る
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ニュートンの 林檎は今も 実をつけて 万有引力 教え続ける
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尺取りの 居無くなりては 二日目の おぼろげ寂し 朝顔の鉢
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彼岸花 黄色に出会う この朝に 黄色を愛でし 祖父思ほゆる
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裸眼では ピント合わぬも 更年期 それも人生 なお美しき
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