Utakata
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るちえ
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上手には詠めないけれど、みそひとに思いを乗せることが好きなの。
大抵は日記の代わり綴るけど、今はとにかくなんでも書くね。
2026/07/24から。
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八月の 部屋着で起きて 網戸越し もう一枚を 欲しがるくしゃみ
10
腑に落ちぬ 好きな俳優 増えたのに ゼロ話切り増え 好き嫌い濃く
5
複雑な 公式覚え したり顔 引き算のミス なぜか増えてく……
6
ぴぃぴぃと プリンター泣く 職場にて 激務預けて 空回る椅子
7
四季通し かばん居座る 日傘かな 太陽はじき 雨粒落とす
6
ひけらかす 場を
欲
(
ほっ
)
したか エクセルに 詰めた数式 砂時計見る
4
酷暑日と 流れる見出し 横目にし 見慣れぬ鳥の しっぽ見つめる
9
ソシャゲから
逃
(
のが
)
れて五年 ちまちまと ネットモールで ログボを拾う
5
父親の 三十路を知らぬ それで良い 私の二十歳 知らないように
6
九月来て アプリを開き 「セールまだ?」 秋は来ぬまま 暦を睨む
5
仕事など 終わる気配も ないままに 玉ねぎのよう 目元が痛む
10
遠い国 無関係だと 思いしに つかない既読 ヒマラヤ眺む
8
快適な ひとり暮らしに ほしいもの 吾子はなくとも 孫の手 猫の手
5
いいのかな 好きが増えると それ以外 選択肢から 減り続けるの
3
わくわくの 特典映像 追いつかず いまや宿題 夏休みめく
5
八月の 平和の語り 六月を 海の向こうを 伏せて暮れぬる
5
切り過ぎた 前髪いじり 顔認証 きょうも正しく わたしを通す
11
伝える身 転職しても 板挟み 嫌われ承知 爪を噛みつつ
7
みせどころ などない文を 打ち込めば 誤字まで褒める 仕事熱心
7
Unknown
(
名無し
)
から 最期のことば 読まないで 春過ぎるたび 別れないまま
7
推しごとを 削らされてく お仕事に おやじギャグだけ 量産してる
8
ぺこぺこは 肩書きへ向く 分かってる 出されたお菓子 とても甘いね
6
まだ十時 まだ十時だって どうしてだ 誤字は増えるし スマホはころぶ
3
名刺入れ 書き入れ時か ふくらんで 名前と顔が あみだになった
4
推し様が 脱ぎすぎな件 予告なし 母の来訪 指先すべる
4
推し様が 脱ぎすぎな件 今作も 恋人よりも 見慣れた尻よ
9
ふたつ声 はまって一年 埋まらない 四十七に 聴く声ひとつ
3
百年も 鳴いて鳴かされ ほととぎす 名ばかり売れて その声覚えず
4
悩ましい 綺麗がゆえに 月並みと 侘び寂び選び 借りもの残る
5
街で聞く カッコウの声 見渡せど 時計もなけりゃ 信号もない
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