Utakata
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ウマナッツチャーハン
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七月二十一日に始めました。
投稿後に書き直すことが多いです。
友人がとても楽しそうに短歌を詠んでいるので、私もその気持ちを味わってみたくなりました。
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そろそろと暗闇探る足みたく友の声音に眠気をのぞむ \夜の通話にて
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揺れに揺れ
皆
(
みな
)
を遠くへ攫う屋内のしぶきがスカート濡らす
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懐かしき缶々振って手のひらのくぼみにそっと林檎の珠玉
4
いかづちと庭花火落つ千年の古都の橋下 火照る顔たち
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切れかけの電球の下 真夜中のサンドイッチになにもかも挟む
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はちみつを紅茶に垂らすひと手間は陶器のポットよりもあたたか
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自転車で薄明浴びて駆け回りあまたの犬にポニテを振って
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裾折っておニューの厚底その艶を見せびらかした愛嬌 よろり
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両の手にいちじく受けてたらたらと盛り過ぎつつある夏啜る
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ももいろのおくりものだけ満ちていく部屋からいつか出られるように
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会う前に賞味期限を過ぎた菓子食べて嵩増す懐古の雨に
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ストーリイ入り紙袋下げ駅をおもいおもいに出てゆく人々
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丁寧に破いて切って折り本に着せる各地のみやげの味を
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へにゃへにゃのタイヤを回し空酔いでスーダラ節をベガに高らか
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ニンニクとシナモンかおる三人組見下ろす終電 野宿もよくて
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若鶏のディアボラ風を三皿も学生の欲やまずミラノへ
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一本のマイク回して知っていく いつかの夜に救われる歌詞
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満ちた胃を抱え人工芝の上 目閉じ語るに任せた若さ
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旅行後に涙こぼれるふかしぎとスーツケースの傷にステッカー
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塩辛さ流し残ったさんぴん茶 通し捕らえた海のキラ粒
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エレベーター人に溺れる幼子をぷかぷかぱんと張り切る浮き輪
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右肩を下げてやわな手にぎっては花ゆれる方ただついていく
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太陽の照りつけるなかオリオンをあおいだ海辺はしゃげよ大人
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ファミチキを咥え自転車漕いでいく油と汗で転び半月
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会わぬ間に野球で黒く焦げた友 コメダで駿台模試くらべっこ
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小麦肌さらして少女ら駆けていく 影も笑いも追いつけぬほど
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ひとつまみ塩をふりかけ生き還る 汗でぬらつくおもては同じ
4
C
M
の氷水から取り出され光るビール缶 来世はあれに
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また来たぞ三途の川の音と揺れ 岩盤浴とおなじ暑さで
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汗だくのペットボトルと人とでは海の清楚をやどすか否か
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