Utakata
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kazu007
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笑う時目尻にできるそのシワがリボン付けても
年齢
(
とし
)
を隠せず
4
飲み会で偶然隣り座る彼盛り上がる時我を呼ぶ友
3
生意気な女は嫌い彼が言うどうせあたしは言いかけやめる
4
もう逢わぬ心に決めて取る電話懐かしい声涙あふるる
4
ラブレター代わりに一首作ろうと指折り数えるあぁ字余りだ
6
得意気に昨夜の巨人話す彼視線外して相槌を打つ
3
遠き友誕生日と聞き送りたるハッピーバースデー想いを乗せて
5
忘れてた今日は二人の記念日だ多すぎるよなケーキにするか
3
いつもより優し過ぎてたあの日から鳴らない電話愛の幕切れ
4
「晴々」のバレはバレーと掛けてるのハイキューする我リョクシャカを聴く
3
彼が吸うラークの匂いひとりいる私の部屋にかすかに残れり
4
喫茶店
(
さてん
)
にてアイドル語り遊園地はしゃぐ彼女は五つ年下
3
適齢期関係ないと強がりを言っていたのは二十五の時
10
G
パンが意外に似合う彼を見たスーツ姿も素敵だけれど
4
注文をいつも私に決めさせる優柔不断
O
型の彼
4
平成に生まれしわが子誕生日いくつになるか令和に迷う
7
二十二の誕生日にと贈られたブレスレットはもう似合わない
3
議員さん指名焼香するけれど代理のあなた私より先に
3
思い出の手紙をそっと開いてはセンチメンタルまだ彼が好き
2
二次会はあの店と決めそれとなく彼に近づき酔ったふりする
6
ことのはの裏を読む癖ついており四日延ばしの彼への返事
6
彼に会う二度目の土曜雨になり買ったばかりの靴が気になる
8
好きなひといるのになぜか揺れている見合い話はあなたの
所為
(
せい
)
よ
4
さよならを言わない彼のやさしさに頬杖ついて日記を閉じる
7
視線合いひとつのテーブル言えなくて思わず彼のたれ目をなじる
5
元気でと差し出す彼の手のひらに感じていたの別れの予感
7
誕生日ケーキを焼いてくれたきみ今は息子に買いて帰りぬ
5
誕生日迎える息子遠くよりハッピーバースデー送る父かな
10
作業後に缶ビールとは
粋
(
いき
)
だけどもらって帰り冷蔵庫の隅
5
あの人は高嶺の花と知りつつもワンチャンありと声かけてみる
4
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